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キャンプだ!ビーバー!!(3日目) [夏キャンプ特集]

キャンプ3日目。

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お世話になったケビンを綺麗にお掃除して、来た時よりも美しく、次に使う人が気持ちよく使えるようにしなくちゃね。

お片付けとケビンの掃除が出来たら、森の中で思い出つくり。
いろいろな思い出が出来た今回のキャンプ。木に思い出を描いて持ち帰ろうというモノです。青空のもと、心地よい風が吹くなかで真剣にお絵描きをするビーバーたち。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、帰る時間となりました。

雨からスタートしたキャンプでしたが、自然の中で多くの仲間と楽しんだキャンプは、スカウトたちを成長させ、沢山の思い出を作ってくれたことでしょう。

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次回のビーバー隊は、9月9日。
いつもの広場で「忍者」修行をするよ。
お楽しみに!

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キャンプだ!ビーバー!!(2日目) [夏キャンプ特集]

キャンプ2日目。

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天気は曇り・・・・
予定していたクジラのソーラーバルーンを作るプログラムは、残念ながら太陽が出てこないので諦め。

動物型のクッキーを沢山焼いて、団委員さんたちにもご馳走しよう!ということで、ビーバーたちは一生懸命、クッキーの型抜きをします。お父さんたちが起こしてくれた炭を使ってクッキーを焼いたら、甘~いいい匂いがビーバーの基地に広がりました。

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クッキーを団委員さんに持って行ったビーバーたちは、とても誇らしげないい顔していたよ。

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お昼ごはんもお手伝いをして作ったら、みんなでいただきまぁす。
すっかり天気も良くなって、ソーラーバルーンを作ればよかった・・・と後悔するほどの良い天気に。

午後からは、川の中を見る為の箱眼鏡を作って、まずは夜ごはんをゲットしにいこう!
今日の夜ごはんは、川魚♫
捕まえなくっちゃ食べられないぞ。生きた魚を捕まえるのが初めてなビーバーたちは、魚を追いかけるだけで一生懸命。箱眼鏡を使って捕まえようとしても、魚の方が上手でサット逃げられて、箱の中は水だけが入っている状態に。
軍手を付けたスカウトが沢山捕まえてくれて、なんとか予定の魚が捕まりました。

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濡れついでに、川で遊んじゃおう!
団委員さん、リーダー、お父さんたちから水を掛けられても、ニコニコ顔のビーバーたち。やっぱりビーバーは水の中に入ると元気だね。
暑かった身体も冷えて、いっぱい遊んだところで休憩しよう。

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陸に上がって、着替えたらゆっくりお昼寝でも・・・と思うのはリーダーだけ?!
虫捕り網を持って、動き回るビーバーたち。

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お父さんたちが作ってくれた魚の塩焼きがあまりに美味しそうだったので、夜ごはんのつもりだったけれど温かいうちに食べちゃおう!おやつが魚の塩焼きになっちゃいました(笑)
ついでにスモアも作って、みんなでの~んびりとマシュマロを焼いて、しばし休憩。
ビーバーもお父さんもお母さんもみんないい顔してました。

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お腹もふくれたところで休憩を兼ねてソングの練習。
今夜は楽しみなキャンプファイヤー!ビーバーの出し物もバッチリ!いつでも呼んで。って感じです。

天候が不安定な為、部屋の中でのキャンプファイヤーとなりましたが、各隊の出し物や第17回日本スカウトジャンボリーに参加したスカウトの感想やジャンボリーのテーマソングが聞けて、ビーバー隊・カブ隊のスカウトたちは大きくなったら参加したい!って思うようになったのではないでしょうか。

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2日目もあっという間に終わっちゃったね。ビーバーさん、おやすみなさい。

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キャンプだ!ビーバー!!(1日目) [夏キャンプ特集]

8月24日名古屋51団のキャンプ出発日!
台風20号が前夜から日本に上陸し、東海地方にも影響が出ていました。

出発時間を遅らせて行く先は、福井県大野市 前坂キャンプ場。
台風の進路に向かって、台風を追いかけての出発です。

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道中もキャンプ場に着いてからも雨の歓迎を受けましたが、開村セレモニーでは副団委員長から「雨を嫌いにならないで」とのお言葉を頂きました。
雨ならではの楽しみ、雨の中で快適に生活する術を考える絶好の機会!
良いキャンプのスタートとなりました。

みんなで協力して3日間を過ごすビーバーの基地を作ります。高いところはお父さんに手伝ってもらい、あっという間にビーバーの基地が完成しました。

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ぐるりとキャンプ場を歩いて、危険な場所、行ってはいけない場所のお約束が出来たら、ビーバーの基地に戻りましょう。
歩き疲れたところで、お待ちかねのおやつの時間!

おやつは「スイカ割り」で割れたら食べれる「スイカ」です。

やる!やる!やる!アッという間にビーバーが一列に並び、目隠しをしたらスタート!
ビーバーの感と、周囲の仲間のアシストが上手く、スイカに棒がヒットするもビーバーの力ではなかなか割れません。

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2回目も一巡しても、あとチョットの所が割れなくて困っていたら、助っ人副長の登場。
流石!副長!!
1回で見事にスイカがぱかっと割れて、ようやくおやつの時間になりました。
大きなスイカをみんなで食べて、大満足のおやつでした。

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その後は、名古屋51団恒例の夕食持ち寄りパーティーの準備。
お母さんたちにも手伝ってもらい、ポテトサラダの完成~

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ちょっと休憩も兼ねて、絵本の時間です。みんなだれかに助けてもらって、生きていること。みんながだれかを助けてあげて、生きていること。みんなだれかと関わりあって、助けあっているということ。
そんな内容が絵本になった「みんなだれかに」の読み聞かせ。
真剣な顔で聞くビーバーたちに、仲間との絆や自然との関わりを少しでも感じてくれると嬉しいな。と思うリーダーたちでした。

夕食は、団全員揃って恒例の夕食会。各隊から1品づつ持ち寄って、70人で食べる夕食はどれも、これも美味しかったね。

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夕食後は、お待ちかねの花火の時間。真っ暗な森の中で見る花火はとてもきれいだったね。
あっという間に1日目も終わり、ビーバーさん おやすみなさい。

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ぎんがむらのインディアン! ~ビーバー隊 夏季キャンプ3日目~ [夏キャンプ特集]

キャンプ3日目。
とうとうキャンプ最終日を迎えました。

ビーバーたちは疲れた様子もなく、今日も元気にバンガローから出てきました。
そして寝起き直後なのに昆虫図鑑を仲良く鑑賞。

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元から虫好きだったスカウトも、そうじゃなかったスカウトも、このキャンプを通じて虫への興味が深まったのかな?

朝ごはんはお母さんたちがホットドックを作ってくれていました。とっても美味しそう♪

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みんな揃って「いただきます」をしたら、さっそくガブリ!

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そして「おかわり!」の大合唱。朝から元気モリモリだね♪

制服に着替えて朝のセレモニーをしたら、今朝は3日間お世話になったバンガローのお掃除から。「来た時よりも美しく」をモットーに、みんなせっせとお掃除に励みます。

その後、昨日は増水で川遊びができなかったので、水量の少ないもう一つの川へ行って遊ぶ事にしました。ビーバーはやっぱり水遊びが大好き!長靴に履き替えたら、さっそく川を目指してレッツゴー!

向かう途中、昨日インディアンに出会った場所を通ると、インディアンの姿が無くなっている事に気付くビーバーたち。

「あれ?インディアンがいない!」
「仲間のところに帰ったのかな~?」
「仲直りしてたらいいね!」

みんな気にしていたようで、昨日の出来事を思い出すかのように、インディアンの話に花を咲かせます。

そうしているうちに川へと到着。近くにあった熊笹で笹船を作り、川の中で転がり落ちないように、そっと笹船を流しました。
ドンブラコ~ドンブラコ~と流れる笹船を、名残惜しく目で追って楽しんだのでした。

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川遊びを終えて基地へ戻ってみると、お父さんお母さんたちが撤営をしてくれたので、3日間を過ごした基地の姿も消えていました。いよいよ帰りが近いのだと、少し寂しそうな表情を浮かべるスカウトも…?

ブルーシートの上では、このキャンプでの冒険を振り返りながら思い思いの絵を描いていきました。

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絵を書き終え、昼食を挟んで閉村セレモニーへ。お世話になった管理人さんや、キャンプ場へ感謝の気持ちを伝え、帰宅のためにそれぞれ車に乗り込みます。

大雨の大歓迎から始まったH29年度のキャンプ。
インディアンの事を知り、「なごや51だん ダン・イーン族」のインディアンに会えたこと。森の中で狩りの練習をしたり、鳥と仲良くなる道具を作ったり、たくさんの虫を捕まえて仲良くなったこと。綺麗な星空のもと、大きな輪を作ってキャンプファイヤーをみんなで楽しんだこと。とても、とても普段の生活では味わえない、スカウトどうしの「なかよし」の輪が広がったキャンプとなりました。

非日常の生活でしたが、保護者の皆さまのご協力のもと、安心・安全・快適なキャンプ生活を送ることが出来ました。
ありがとうございました。

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ぎんがむらのインディアン! ~ビーバー隊 夏季キャンプ2日目~ [夏キャンプ特集]

キャンプ2日目。この日は晴天に恵まれました。
このキャンプ場は標高約1,000mのところにあるので、真夏でも朝方は冷えるくらいの涼しさになります。お日様に照らされ、今朝は気温もちょうど良く心地良い!

目が覚めてそれぞれのバンガローから出てきたビーバーたちは、青空の下でさっそく朝ごはんの準備から始めます。

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朝ごはんは51団ビーバー隊では恒例のカンガルートースト。サンドイッチを牛乳パックに入れて燃やせば、程良く焼けたホットサンドの出来上がり!

これからの冒険に備えてシッカリ腹ごしらえをしたビーバーたちは、制服に着替えて朝のセレモニーへ。その後、基地に戻って今日の活動についてお話を聞きます。

昨日は吹き矢にマイバッグにと、色んな道具を作ったよね。じゃあ今日は、もし本物のインディアンに会った時に仲間だと思ってもらえるように、みんなもインディアンの格好になってみよう!

「本物のインディアンなんていないよ~」なんて言いつつも、工作を始めると夢中になっちゃいます。色紙や葉っぱで冠を作ったり、顔にカラフルなテープを貼りつけたりと、気分はすっかりインディアン♪

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じゃあこの格好で冒険にシュッパツだ!

少し歩いていくと…
おや?何やら怪しいテントと人影が…。まさか、本物のインディアン…?!

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恐る恐るその人影に近づいてみると…。
出た~!!冠も顔のペイントも服装まで!
ビーバーたちより遥かにゴージャスな本物のインディアンが!!!

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「え…?本物?」
「なんかあの人見たことあるような…?」
「僕、知ってる!団委員さんだよ!!」

「ダン・イーン族」のインディアンは、ビーバーに語りかけました。どうやら仲間と喧嘩をしてしまい、1人寂しくここで暮らしているのだとか。そして、仲直りして仲間の元へ帰りたいから手助けしてほしいのだと。

ビーバーたちは、インディアンから狼煙(のろし)について教わります。昔は電話がなかったから、煙を使って遠くの仲間に合図を送っていた事。煙を2回上げると「仲良くしよう」の合図になるという事。

狼煙を上げるために、燃やす木の枝を集めて欲しいとお願いされたビーバーたち。言われた通り木の枝を集め、そこに向かってインディアンが石を擦ると、まるで魔法のように火がつき、たちまち煙が上がり始めました。

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「え~?どうやったの???」
「ワァァ、すご~い!」

いつの間にか尊敬の眼差しでインディアンを見つめるビーバーたち。そしてお父さんたちにも手伝ってもらい、シートで煙を溜めてから1回、2回と「仲良くしよう」を意味する狼煙を上げました。

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仲間にメッセージは届いたかな?

手助けしてくれたお礼におやつを用意してくれるとの事で、準備が出来るまでの間に狩りの練習に向かうビーバーたち。昨日の練習の甲斐もあって、その上達ぶりはナカナカのものです。

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インディアンのもとに帰ると、炭を起こしてマシュマロを用意して待ってくれていました。

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ほんのり焦げ目がついたマシュマロはとろ~り甘くて絶品♪

インディアンとの楽しいひと時を過ごしたビーバーたちは、お別れの際にお土産をもらって基地へと戻ったのでした。

さて、基地に戻ってお土産の中身を確認してみると、小さく切った木の枝とネジ。ムムム…?これは何をするものだろう?

そこで隊長がバードコールというものを教えてくれました。木に穴を開け、その穴の中でネジを回すと、鳥の鳴き声に似た音が出るのだとか。

さっそくバードコール作りに挑戦してみるものの、ネジを回せど回せど音は鳴ってくれません…。そこで隊長が取り出したのは魔法の粉。その粉を木の穴に入れてからしばらく回していると…。

(キュルルル…)

鳴りました!
確かに鳥の鳴き声みたいな音が聞こえてきます。何度もネジを回して慣らしていくと音が出やすくなるようで、その変化が楽しい様子。紐を付けて首から下げ、また一つお気に入りのインディアン装備をゲット!

その後はプログラムの合間にお母さんたちが用意してくれたキーマカレーで腹ごしらえ。しっかり食べて川遊びに行くぞー!…と、予定していたのですが、昨日の雨で川が増水しておりあえなく断念。でも天気が良く、虫たちも元気に飛び回っていたので、みんなで虫取りをする事に決定!

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大自然の中、虫取り網を持って走り回るビーバーたち。バッタ、セミ、トンボなどなど、たくさんの虫たちとの触れ合いの時間を楽しみました。最後は元居た場所へ虫たちを帰してあげてから、ビーバーたちも基地へと帰ったのでした。

たくさん遊んで疲れてきたところで休憩タイム。ここから夕方までは、隊としての活動ではなく、お父さんお母さんと近くにある温泉でこれまでの疲れを取ってもらおうという親子の時間です。

ゆっくり休んで来るんだよ~と、隊長たちとはしばしのお別れ。きっと、みんなと入る大きなお風呂は、楽しくてはしゃいじゃうんだろうけど…、ね♪



夕方になり、サッパリした表情でキャンプ場へ戻ってきたビーバーたち。夕食までの時間で、今夜行われるキャンプファイヤーの出し物の練習をします。

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今年のビーバー隊の出し物は「猛獣狩りに行こうよ」です。別サイトにいるお兄さんお姉さんスカウトにネタバレしちゃうんじゃないかというくらい、練習から大きな声が出ていました!この調子ならきっと本番もバッチリだね♪

夕食は団委員さんが用意してくれた焼きそばです。
みんな揃って「いただきま~す!」愛情タップリの焼きそばはアットいう間に完食!みんなで食べるご飯には特別な味付けも加わるようですね。

日もトップリ暮れ、空には星が見え始めました。
いよいよ、キャンプファイヤーが始まります。ビーバーもシッカリとチーフを海賊巻きにしたら準備万端!

満天の星空のもと、各隊の出し物を楽しみつつ、ビーバー隊も元気な「猛獣狩りに行こうよ」で盛り上がったキャンプファイヤーとなりました。

基地に戻ったビーバーたち。木の葉章を決めているうちから、既に眠たそうなスカウトも…?今日も本当にたくさんの活動をみんな頑張ったもんね。

夢の中でも、きっとインディアンとの楽しいひと時を思い出しているのでしょう。それとも、無事に仲間の元へ帰れたかを心配してくれているのかな?

ぐっすりおやすみ。ビーバーさん。

(3日目につづく)

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ぎんがむらのインディアン! ~ビーバー隊 夏季キャンプ1日目~ [夏キャンプ特集]

平成29年8月18日。名古屋51団夏季キャンプの日を迎えました!

今年お世話になるキャンプ場は、長野県下伊那郡にある「銀河もみじキャンプ場」です。名前からもわかるように星が良く見える所のようで、”日本一星のきれいなキャンプ場”に認定されたキャンプ場との事。

きれいな星空に出会えるかな?
どんな冒険が待っているかな?

期待に胸をふくらませ、ドキドキワクワク顔で集合場所である大高緑地へとやってきたビーバーたち。団全体で出発のセレモニーをし、いざキャンプ場へ向けてレッツゴー!!

さてさて、気になるのはお天気です。
出発した名古屋は快晴でしたが、どうやら西から強烈な雨雲が接近している模様…。休憩地点で雨雲の動きを確認してみると、キャンプ場到着予定の昼前後に、ちょうどその雨雲がキャンプ場上空に差し掛かる予報になっています。

雨雲から逃げるように東へと向かう51団一行。いよいよキャンプ場までもう少しとなった山道にて、とうとう雨雲に捕まりました。数秒前までは晴れていたかと思いきや、急にバケツをひっくり返したような豪雨&雷にビックリするビーバーたち。(リーダー陣も驚きました…)

さっそく大自然の手荒い歓迎を受けつつ、目的地であるキャンプ場へと到着したのでした。

到着はしたのものの、まだ車外に出られる状況ではなかったため、そのまま車内にてお昼ごはん。雷の音を聞きながら不安そうな顔でじっと雨が止むのを待つビーバーたち。こんな経験もキャンプならではです。

雨は1時間ほどで過ぎ去り、無事に開村セレモニーを行う事ができました。

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その後は各隊に分かれての活動です。ビーバー隊はまず活動拠点となるビーバーの基地作りから始めます。

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テントを組み立て、テーブルとイスを配置して。

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隊集会で経験済みのビーバーたちは積極的にお手伝い。その甲斐もあってアッという間にビーバーの基地が完成しました!

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基地が完成したら、3日間を過ごすキャンプ場の散策へ。途中でバッタと追いかけっこしながら、トイレの場所や他隊のサイト位置を確認したり、場内にある池などを見て回ったのでした。

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基地に戻ったら、隊長がインディアンの本を持ってきました。最近ではネイティブ・アメリカンと呼ばれているその人たちの、生い立ちや暮らしぶりのお話に聞き入るビーバーたち。

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「みんなもインディアンになってみよう!」

そう。今年のキャンプでのビーバー隊のテーマはインディアン。インディアンの暮らしぶりや知恵を体験しながら学んでみたいと思います!

まずは狩りの道具って何がある?と問われたビーバーたち。
弓矢!鉄砲!・・・
副長から、今日は「吹き矢」を作るよと言われたビーバーたちでしたが、吹き矢が何物かピンとこない様子。そこで副長が実演して見せると、勢い良く飛び出る矢にビックリ!

「やってみた~い!」と目をキラキラ。
じゃあみんなも自分の吹き矢を作ってみよう!

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今回は塩ビ管を使用したので、作るメインは矢の部分。矢は紙製ですが、尖った先っぽは危なくないように綿棒を付けます。筒の方はビニールテープを巻いてから自由にお絵かきをし、それぞれオリジナルの吹き矢が完成!

完成したらさっそく試し撃ちです。遠くに飛ばす競争をしてみたり、的を狙ってみたり。

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これで狩りの練習はバッチリ!
人に向けて撃っちゃダメだよと、しっかりお約束も出来ました。

もう1つ、いつでも吹き矢を持って狩りが出来るようにとマイバッグ作り。布を折りたたんで袋状にし、肩から掛けられるように紐を通します。

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少しインディアンっぽくなってきたかな?

その後は夕食に向けた準備です。今夜は名古屋51団恒例の、団全体での持ち寄りパーティー。そしてビーバー隊が提供するメニューはフルーツポンチ(仕掛け付)です!

フルーツを一口サイズに切り、プログラムの合間にお母さんたちが作ってくれたゼリーを型でくり抜きます。さすがに団全員分ともなるとすごい量に…!

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仕掛けはこのペットボトル。中身はサイダーで、この中にメントスを入れると勢いよく炭酸が噴き出てくるんです!

夕食の準備をしてみんな揃ってパーティー会場へ。隊ごとにメニューの発表をしていきます。ビーバー隊の番になると、みんな揃ってフルーツポンチの前へ。大きな声でメニューの発表!「(せーのっ…!) ビックリフルーツポンチです!!」
そして、息を合わせて、メントスをサイダーの中へポトン!ポトン!と入れました。

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シュワシュワ~っと噴き出す様子にお兄さんお姉さんスカウトたちもビックリ!
ワァ~~っと言う歓声が沸き上がり、ニコニコと嬉しそうなビーバーたち。

その後はお兄さんお姉さんスカウトたちと一緒にご飯を食べたり、流しそうめんを初体験してみたりと、楽しい楽しい夕食の時間を過ごしたのでした。

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夕食後はシャワーを浴びて再びビーバー基地へ。今日一日を振り返っての木の葉章。みんなで5種類全ての木の葉章を探し出しました。一部は3日間を通して実践することをお約束し、就寝のためにそれぞれのバンガローへ。

充実した一日を過ごしたビーバーたちは、疲れていたのかアッという間に眠りについた様子。すぐに明かりも消え、虫の鳴き声だけが聞こえる静かな夜を迎えます。夜空には雲の隙間から、時折きれいなお星さまが顔を覗かせていました。

今夜はどんな夢を見ているかな?
明日もたくさん冒険しようね♪
おやすみなさい。ビーバーさん。

(2日目につづく)

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カブ隊 「冒険者たち」団の夏季キャンプ [夏キャンプ特集]

8月18日から20日の2泊3日、名古屋第51団のカブ隊は団の夏季キャンプに参加しました。

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場所は長野県下伊那郡にある「銀河もみじキャンプ場」です。広々としたフィールドにゆったりと配置されたバンガロー。シラカバ…ではなく(たぶん)ダケカンバの木立が涼しげな景色を作ってくれています。

今回はプログラムがたっぷりあるため、ダイジェストでお伝えしますのでご了承ください。

1日目(8月18日)
大高緑地に集まり、各車へ分乗して出発したカブ隊。イマイチハッキリしない天気だったのが、現地へ近づくに連れ…。
到着早々、土砂降りの雨の歓迎を受けました。

でも、しばらく待てば雨も次第にやみ、開村のセレモニーを行うことができ、夏季キャンプがスタートしました!!

組長たちはくまキャンプで、他のスカウトたちは先回のデイキャンプで練習した「組ごとのタープ」を張り、副長が作ってくれたテーブルをセットして、自分たちのサイトを作ります。

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自分たちの着替えや個人装備はバンガローにしまって…、 これから先は自分の持ち物は自分で管理しないと、他の人のと混ざっちゃうから要注意。自分で用意をしてこないとドコにナニが入っているのか分からないぞ〜。

さて、当初の予定では、この後川遊び・・・だったのですが、前日までの雨の影響により断念。時間も遅れていたためこのまま夕食〈持ち寄りディナー〉の準備へとなりました。

各組とも前回の集会で決めたメニューについて、学年に応じた役割分担し、精一杯作っていきます。

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途中、小さなアクシデントは色々ありましたが、まぁ、全て結果オーライ!としましょう!!

51団の全員でたくさんのメニューを美味しくいただきました。

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団&各隊の皆さん、ごちそうさまでした~。

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2日目からは盛り沢山!!


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カブ隊の夏 『ジャングルブック』 ② [夏キャンプ特集]

カブ隊の夏キャンプ特集『ジャングルブック』②
狩の後はお腹も満たされ いよいよ『深い一色の森』に大冒険[ぴかぴか(新しい)]に出かけます。
頼りになるのは渡された一枚の地図
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小川を渡り・・・・・・
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あ!!追跡記号を発見!!
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そして待ち受けていたのは・・・・・・
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各組協力して色々なトラップをクリアーし、無事にゴール。
同行したデンリーダーの皆さん大変お疲れ様でした[わーい(嬉しい顔)]
さあカブ隊のジャングルブック大冒険も終わり、甘いものが欲しくなる頃・・・・・

キターー[exclamation×2] VS隊のスイカサーバー  
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スイカに付けられた蛇口からスイカジュースが出てくるのですから、もうたまりませんね~
美味しく頂きました[るんるん]

そして、夕食の後は全隊合同のキャンプファイヤー
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名古屋から沢山の保護者方もキャンプファイヤーを見に来てくれるほどいつも盛り上がります!
ただ・・・・・・・・
色々な諸事情で外で出来なくなってしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]
でも、そこはボーイスカウト『そなえよつねに』
屋内でファイヤーが出来る場所を確保していました [グッド(上向き矢印)]
さあ、楽しいキャンプファイヤーが始まりました[ぴかぴか(新しい)]
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そして、最後の大トリはBS隊のトーチトワリング・・・・・
少し前から雨が降り出してしまいましたが、途中月が雲間から顔を出し幻想的な演出となりました。
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そして翌日最終日は、晴れ[晴れ]
お土産の工作
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スカウト達のこの夏キャンプでの想いが込められていました[ぴかぴか(新しい)]
今年も良い夏だったね[るんるん]
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カブ隊の夏 『ジャングルブック』 ① [夏キャンプ特集]

カブ隊 久しぶりの更新になります m m
 『夏キャンプ』 の報告です!
8月19~21日の3日間、名古屋第51団の団キャンプにカブ隊も参加しました。
場所は大自然に囲まれた岐阜県高山市『一色の森キャンプ場』。
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8月までに3名の新しい仲間が増え、カブ隊員は20名となり、今回の夏キャンプから4組体制[ぴかぴか(新しい)]
益々賑やかになってまいりました[わーい(嬉しい顔)]
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さて到着して早々雲行きが怪しいよ・・・・・
でも、こんなことでめげないのが今のカブ隊!雨の活動に慣れてますからね ~ok
さあ、急いでこれから3日間過ごす各組のタープを張るぞ~
これまで、何度となくやってきた成果が出たね[ぴかぴか(新しい)]
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綺麗に張れたね!!
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ほら、隊長のTシャツもNo Rain No Rainbow 雨が降らなけれが綺麗な虹も現れないってね[グッド(上向き矢印)]

さて次は・・・休むもなく今晩の総勢100名の合同夕食会の料理を作り開始
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フライパンでフルーツケーキ、餃子皮ッザもあっという間に全部綺麗になくなってしまいました[ぴかぴか(新しい)]
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2日目は朝から良く晴れてます[晴れ]
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翌日の午前の活動は昼食の食材を自分で捕えます。
その前に・・・早朝からスカウトのために保護者方にもお手伝いしていただき朝食作り
カブ隊参加者総勢30名の沢山の食材は見てるだけでも楽しくなってきます[るんるん]
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さあ、お腹いっぱいになったかな~
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さあ沢山活きの良いニジマスが放たれます[るんるん]
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これだけの人数で小川に入っても捕まえられないものですね~[ふらふら]
ニジマスも必死で岩陰に隠れてます。
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そして・・・・・・
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塩焼きと、ほうば味噌焼きにして美味しく頂きました。[るんるん]

午後からの活動に続きます・・・・・・・

夏季キャンプ ~ビーバー探検隊3日目~ [夏キャンプ特集]

楽しかったキャンプも最後の朝を迎えました。

さて、さて、ビーバーたちの様子は?!
朝から元気に動き回る元気な姿もあれば、なかなか布団とサヨナラが出来ない姿も見えますね。

なんとか、全員集合したら、団本部まで朝ごはんをいただきに出発!
朝食は、団委員さんが、暖かなスープと愛情がたっぷり詰まったピタパンを用意して待っていてくれました。
大きな声で「いただきまぁ~す!」の声とともに、団委員さんに感謝してパクリ!
1日目に隊長と「好き嫌いなく何でも食べる」ことを約束したビーバーたちは、ピタパンの中をそ~っと覗き込みますが、「これ嫌い!」の言葉をゴクリと飲み込み、一生懸命に食べています。お腹もいっぱいになり「ごちそうさまでした!」と、きちんと挨拶もできました。

今朝は、名古屋51団全員での朝のセレモニー。
改めて、沢山の仲間の一員なんだなぁ・・・と実感。

スカウツオウンを副長に実施してもらい、仲間って良いな。と改めて考えたら、心がチョット温かくなった気がするね。

そんな仲間たちと、3日間快適に過ごさせてもらったコテージの掃除をしようね。「来た時よりも美しく」を合言葉に、お父さん・お母さんにも手伝ってもらいながら、一生懸命に掃除も出来ました。

それではキャンプの最後のプログラム、「一色の森」の思い出工作をするよ!
一色の森にあるモノを使っての工作。何を使うのかな?
大きな木、大きな葉っぱ、小さな松ぼっくり、いろんな形の石、周りを見ても沢山のモノが溢れていて、自然の宝の山状態・・・
川の石に絵を描いてみようか!の声とともに、川に行きお気に入りの石を見つけました。

見本の石には、可愛いお魚や綺麗な虹が描かれていて、見ているだけでもウキウキするね。
さぁ!お気に入りの石に何を描こうか。
ジッと石を見つめて、石と無言の相談をしています。
1人、また1人と筆を手に取り、気持ちの赴くままに筆が動き始めました。

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ビーバー画伯たちはどんどん筆を進めていき、個性豊かな面白い作品が並びました。

キャンプ場でのお昼ご飯が終わったら、いよいよ名古屋51団全員での閉村セレモニーです。

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ここで、3日間、セレモニーの都度ビーバー隊の報告を担当してくれた、ビックビーバーに隊長から「優秀隊員」の表彰を行いました。

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80人以上を前にして「ビーバー隊全員集合しました。」と言うのは、小学校2年生にとっては、ちょっとやそっとの緊張ではなかったね。
横についている隊長にもとてもよく伝わってきました。
でも、毎日日替わりで、責任感を持って一生懸命に報告をしていた姿はとても頼もしく感じました。また、その後ろで聞いていたビーバーたちも、いつの日か自分も・・・と思った事でしょう。

閉村セレモニーが終了次第、各隊それぞれの方法で名古屋に向けて出発です。

出発前、モグラの赤ちゃんを見つけ、逃げるモグラと、追っかけるビーバーたち。
捕まったモグラの赤ちゃんは、大きな手足と可愛い顔を見せてくれました。

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沢山の自然に囲まれて、様々な経験が出来たキャンプ場ともお別れです。
暑~い名古屋に戻りたくない・・・と思いつつ、ビーバーの仲間、名古屋51団の仲間と協力して楽しく過ごした「一色の森」を後にしました。

2泊3日、スカウトとともにキャンプに参加いただきました保護者の皆さま、またご自宅でスカウトの帰りを待っていてくださった保護者の皆さま、大変ありがとうございました。
一回り大きくなったスカウトを感じて頂けたでしょうか?
スカウトは、キャンプの思い出をご自宅でお話ししたでしょうか?

スカウトにとっても、隊指導者にとっても、様々な経験ができた貴重な3日間でした。
ご協力、ありがとうございました。

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夏季キャンプ 〜ビーバー探検隊2日目〜 [夏キャンプ特集]

キャンプ2日目。
この日は青空が広がり、気持ちの良い朝を迎えました。

昨晩、コテージに戻ってからも仲間同士でワイワイと盛り上がっていたビーバーたちも、眠そうな様子もなくみんな元気な顔で出てきました。

朝ごはんは、名古屋51団ビーバー隊の名物であるカンガルートースト。パンにハムやチーズ、野菜を挟み、アルミホイルで包んで牛乳パックの中へ。

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そのまま牛乳パックを燃やすと、ホットサンドのように程よい焼き色が付きます。ホカホカのカンガルートーストが出来上がったところで「いただきま~す!」

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普段は野菜が苦手であまり食べないスカウトが、ムシャムシャと食べている姿にビックリしているお母さんも。みんなと食べるごはんは特別な味付けが効いているんだろうね。

朝ごはんを終えたところでスカウツオウン。隊長から「ありがとう」の言葉の意味を教えてもらいます。

・「ありがとう(有難う)」は「有ることが難しいことに感謝する」こと
・「ありがとう(有難う)」の反対は「あたりまえ」

みんなで改めて「ありがとう」の意味や、感謝について考えてみたのでした。

その後は朝のセレモニー。ボーイ隊以上は朝早くからプログラムに出発していたため、カブ隊とビーバー隊のみのセレモニーとなりました。

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セレモニーでは、ビッグビーバーに報告をお願いしているのですが、みんなしっかりできるようになったね♪

朝のセレモニーを終えて基地に戻ってくると、
おや?昨日と同じく門のところに手紙がぶら下がっています。

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手紙と一緒に破れた地図が数枚。どうやら地図を繋ぎ合わせると、この森の地図が出来るようです。

みんなで協力して地図を仕上げてみると…?

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泊まっているコテージの先には川があり、さらにその先に道があるようです。探検家になったビーバーたちは、さっそく地図に描かれた道に従って探検に出発!

途中、途中にある手紙を読み進めながら、
川を渡り、坂を上り、

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地図の通りに森の奥へ奥へと進んで行くと、少しひらけた場所に着きました。そこでまた次の手紙をハッケン!

・この森にはたくさんのなかまがいるよ
・たまにいじわるをするなかまもいるよ
・悪い事をするヤツを、やっつけられるものを作ってみよう

手紙と一緒にあった袋には竹が入っています。材料を見て何が作れるのかピンときスカウトが教えてくれました。

「水鉄砲の材料だ!」

じゃあ基地に戻って竹水鉄砲を作ってみよう!

基地への帰り道、森にある遊び道具の一つである、大きな笹の葉で笹船作りに挑戦しました。初めて作るというスカウトも多かったのですが、みんなで教えあって上手に作れたね。

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中には、一生懸命作った笹船に愛着が沸き、川に流さずに持って帰るスカウトも。

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基地に戻ったら、早速、ダムリーダーに作り方を教わりながら竹水鉄砲作りに取り掛かります。

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紐をきつく縛るところと、キリで穴を開けるところはリーダーがお手伝い。その他の部分はスカウトが自分たちで作ります。試し撃ちをしては調整を繰り返し、だんだんと勢い良く水が飛ぶようになってきました。

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ここらで、ちょうどお腹もすいてきたね。お昼ごはんにしましょう~
ホカホカのごはんに好きな具を入れて、自分たちでおにぎりを作ります。午後もいっぱい遊ぶ為にはしっかりと腹ごしらえをしないとね。

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ごちそうさまをしたら、水着に着替えてキャンプ場を流れる川へレッツゴー!

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何度も調整したおかげで竹水鉄砲は絶好調!

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ビーバーたちは仲間同士で相談をして、次の標的を決めたら一斉に発射!

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大人も子供もみ~んなビショビショになったところで、今夜の夕食の食材を捕まえる時間です。探検家は、自分たちの食べる食材は自分たちで捕まえなきゃね。
川に放たれたニジマスと、ビーバーとの闘いが始まりました。

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ニジマスは、活きが良くて逃げるのが早い早い!
それでもうまく浅瀬に追い込んで・・・ビーバーがゲット!!

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こうして竹水鉄砲にマス掴みに、水遊びをたっぷり楽しんだビーバーたち。冷えた身体をゆっくり温める為、夕方まで、キャンプ場近くの温泉でゆっくりと過ごしたのでした。

さっぱりした後は、今夜のキャンプファイヤーの出し物の練習。

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その頃、団委員さんたちが先ほど捕まえた魚を焼いてくれていました。塩釜で作ったローストビーフも美味しそうに焼けています。

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「いただきま~す!」

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自分たちで捕まえたお魚の味は格別だね~♪
ローストビーフも絶品でした!

夕食後は、本日最後のプログラムであるキャンプファイヤーです。入場前の神妙な空気に少し緊張した様子のビーバーたち。

先輩スカウトたちの出し物を見たり、参加したりしているうちに、徐々に緊張もほぐれて一緒に楽しめるようになった頃、いよいよビーバー隊の出番です!
TIROの歌に合わせ、振付けを付けて全員一緒になって踊りました。

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キャンプファイヤーが終わる頃には少し疲れた表情を浮かべるビーバーたち。今日は朝から探検に水遊びに、たくさん遊んだからね。

明日はキャンプ最終日。今日はコテージに帰ったらすぐに寝て、明日また元気に楽しい活動をしようね♪

おやすみなさい。ビーバーさん。

(3日目に続く)

夏季キャンプ ~ビーバー探検隊1日目~ [夏キャンプ特集]

名古屋51団の団キャンプが8月19日から2泊3日の日程で行われました。
総勢80名以上の参加となった団キャンプ。
もちろん!ビーバー隊も全員の元気な顔が揃いました。

団全員で出発セレモニーをしたら、路線バスの旅を行う隊、マイクロバスで賑やかに移動する隊、ビーバー隊も各車に分乗し、それぞれの隊がそれぞれの方法でキャンプ場に向けて出発です。

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休憩をとりつつ、お昼頃にはキャンプ地である「一色の森キャンプ場」に到着しました。空は厚い雲に覆われつつも、曇り時々晴れといった空模様。標高が高いので名古屋よりは涼しいはずですが、残暑は厳しくまだまだ暑い!
それでも、大自然に囲まれた中で時折吹く風は心地良さを感じます。

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ビーバー隊は到着後にさっそく昼食。
トンボたちの歓迎を受けつつ、大自然の中で食べるご飯はやっぱり格別だね♪

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昼食後、51団が全員揃ったところで開村セレモニー。
ここで、先日の隊集会にて大枝賞を獲得したスカウトの表彰式を行いました。
親御さんから「一生懸命がんばったね。」の一言とともに大枝賞の授与。
そして51団全員による「おめでとうビーバー!」

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これからも、もっとたくさんの活動を一緒にやっていこうね♪

開村セレモニーの後は、これから3日間を過ごすビーバーダム(ビーバーの活動基地)の設営です。ビーバー隊はコテージでの宿泊となりますが、そのすぐ隣に2張のタープ、そしてウェルカムボード(門)を作って快適なビーバーダムを作りましょう~

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これまでの隊集会でも設営のお手伝いをしてきたビーバーたちは、慣れた手つきでテキパキと、テントもベンチも組み立てていきます。

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そして可愛らしいお絵かきをしてウェルカムボードを仕上げたら、いよいよビーバーダムの完成で~す!

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設営を頑張ったのでお腹も空いてきたね。それでは、お愉しみのおやつの時間にしよう!
隊長が持ってきたのは…、ジャジャ~ン!! 丸ごとのスイカ?!
そう、せっかくなのでスイカ割りをやっちゃおう!

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ビーバーたちの力ではうまくヒットしても割れるには至りませんが、棒が当たっただけでも大喜び。早く食べたい!でも、まだスイカ割りをしたい!
ちゃんと、順番を守って、譲り合うこともできたね。いろんな気持ちを葛藤させつつも、みんなで楽しんだスイカ割り。
隊長に切り分けてもらって「いただきま~す」。みんなで楽しんだスイカの味は格別だね!

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その後はキャンプ場内を探検しながら、草木や虫たちとのふれあいの時間。しばらくしてからビーバー基地に戻ってみると、何やら門のところに手紙がぶら下がっている?!

手紙には、

・たんけんは、『きょうりょく』しないとできないよ
・『きょうりょく』できる子は、「なかまのしるし」をみにつけよう!

と書かれています。

手紙と一緒にぶら下がっていた袋に「なかまのしるし」が入っています。
これから3日間を共に過ごし、共に探検をする「なかまのしるし」を装着!
一色の森での探検に、期待が膨らむね~

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その後は、名古屋51団恒例の各隊持ち寄りパーティーに向けて夜ご飯を作るよ。

今年のビーバー隊のメニューは「でっかい押寿司」です。
大きな洗面器に、ご飯を敷き、具を挟み、ご飯を敷き、具を挟み…

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こうして何層も重ねてから、バットの上でひっくり返すと…?

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ジャジャーン!!
プリンのような形をした「でっかい押寿司」が姿を現しました!
ここにビーバー隊らしい可愛い旗を作って、お子様ランチ風に飾り付けしたら完成~!

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持ち寄りパーティーでは、普段はあまり接する事ができない先輩スカウトやリーダーたちとの交流を楽しんだのでした。(「でっかい押寿司」も完売でした!)

その後はビーバー基地に戻り、木の葉章と就寝に向けた準備。
隊長たちとおやすみなさいをした後も、コテージからはしばらくにぎやかな声が響きます。仲間同士、同じコテージで過ごす時間は楽しいね。

でも、明日もいっぱい活動するから早く寝るんだよ~
おやすみなさい。ビーバーさん。

(2日目に続く)

夏季キャンプ報告 ビーバー隊・3日目 [夏キャンプ特集]

3日目、早いものでキャンプももう最終日。
少しヒンヤリした空気が漂いますが、今日も良い天気です。

モソモソと起き出したビーバーたち。徐々にいつもの元気が目を覚まします。

今朝の朝食は、ホットドッグ&可愛らしい目玉焼き。モリモリ食べてキャンプの最終日に備えましょう!

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朝のセレモニーの前に、スカウツオウンの時間です。
少し真面目なお話を…。

生き物が生きていく理由は何だろう?
それは、自分たちの子どもを残して、仲間が途絶えることのないようにすることだと言われている…。
みんなにも、お父さん・お母さんがいて、そのお父さん・お母さんにも、それぞれお父さん・お母さんがいて…。
そうやって、みんなが生まれてくるまでには、とてもたくさんのお父さんとお母さんがいたんだ。
だからみんなも、これから元気に大きくなって、自分たちの子どもを残していって欲しい。
それが、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんや、もっと前のおじいちゃんおばあちゃんたちの願いに応えることなんだと思うよ…。


朝のセレモニーを終えて、まずは自分の荷物整理とお部屋の掃除。
とうとう楽しかったキャンプも終わりが近づいてきました。

3日間過ごした部屋をキレイにし終わったら、いっぱい遊んだ「野田の平キャンプ場」の自然からチョットだけ分けてもらって、自然の素材を使った工作をしましょう。

何を作るの?と興味津々のビーバーたち。
リーダーから、いつも学校に持っていくものってなぁに?と聞かれると、ノート、エンピツ、筆箱、自由帳・・・沢山出てきました。
みんな、色々な物を持って学校に行っているよね。今日は学校でも使える「エンピツ」を作ってみるよ~、と見本を見ると、ビーバーたちの目がキラリ。

まずは、木を拾ってこなきゃ。見本のエンピツも持ってきてね。そうしないと太さが解らないよ~。

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あーでもない、こーでもない・・・アッチにフラフラ、小枝を拾って眺めて… う~ん、ポイッ! 続いてコッチへフラフラ、またまた小枝を拾って… う~~~ん、ポイッ!
ようやく相性の合う木を見つけて、ようやくビーバー基地に帰ってきました。

お気に入りの小枝の端っこをリーダーに切り落としてもらい、鉛筆の芯が入る穴をドリルで開けてもらったら、いよいよビーバー職人の出番となります。
芯にボンドを付けて、ゆっくりゆっくりと木の中へ突っ込んでいきます。
入ったぁ~!じゃ、今度は鉛筆削りで削ってみよう。
クルクルクル、上手にエンピツが出てくる木もあれば、出てこないため、何度もクルクルしていたら、芯が全てなくなっちゃう木も。

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何度も木を変えて作ってみることで、全員が世界に1本だけのMyえんぴつを作ることができました。
途中、ボンドの貸し借りや、座る席でもめてしまったことも、ビーバーたちには仲間を思いやる心を持ついい勉強となりました。


この間、リーダーと保護者の皆さんで大きなキャンプ道具のお片付けです。
ビーバーたちでは危険な作業だけ先行して行います。

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そして、工作を終えたビーバーたちも合流して、トラックまで荷物運び。
3日間の思い出と一緒に、みんなで協力しあってヨッコラショ!

昼食は団の配給で「五目ご飯」をいただきました。
実は、このキャンプ中で、団の全員が同じメニューを食べるのは、この一回だけ。
場所や食べるタイミングは違っても、何だか「仲間」な感じがしますよねぇ。


個人の荷物も含めて全ての撤営を終えたら、全員揃って閉村セレモニーです。

式の中、キャンプ期間中の優秀スカウトを表彰する機会が設けられています。
ビーバー隊からは… ビッグビーバーさんが1名表彰を受けました!

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表彰理由は、このキャンプでの活動プログラムを、いつも一生懸命にがんばったから。
ほかのビーバーたちも勿論がんばっていたけど、それ以上にがんばって、楽しそうにしていたんです。

団の全員から「おめでとう! ビーバー!!」をもらい、ちゃ〜んと「ありがとう! ビーバー!!」と返せました。 パチパチパチ…。


最後にキャンプ場とキャンプ場の自然、そしてビーバー隊は「山の神様」へも感謝の気持を捧げてから、名古屋に向けて出発。

「山の神様」も久しぶりにイタズラをして楽しんでくれたかな? でも、今度からは程々にして欲してね〜。


帰りの車中では、楽しく賑やかに…、途中からはグッスリ寝ていたようです。

解散場所へ到着したら、最後は本日の木の葉章&夏休みの木の葉章を受け取って今年のキャンプは終了。


大きな荷物とたくさんの思い出を抱えて、全員揃って解散できました。



ご同行いただいた保護者の皆様、色々とお手伝いをいただき、本当にありがとうございました。
おかげで全てのプログラムを、安全・無事に行うことができたことを、心から感謝しております。


さあ! 来年の団キャンプに向けて、準備開始です!!

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夏季キャンプ報告 ビーバー隊・2日目(後半) [夏キャンプ特集]

ビーバー隊の夏季キャンプ報告、2日目の後半です。

山の神様のイタズラに応えつつ、無事に五平餅を作り上げ、シッカリ食べたビーバー隊のスカウトたち。

良い天気に恵まれて、気温もグングン上がっています。

キャンプ場の隣りを流れる川で遊びたいのも山々ですが、ここは川の自然もちゃ〜んと見てもらいたくて、箱メガネを作ることになりました。

材料は牛乳パックと食品ラップ、輪ゴムなど身近な材料を使います。

まずは牛乳パックの両端をハサミで切り取り、適当な長さの筒状に。ハサミを使った工作も、ビーバーたちはもうだいぶ慣れてきた様子。チョキチョキと各々のペースで切り取ったら、その片面にラップをピーンと張りつつ輪ゴムで止めます。川遊び中に落としたりしないよう、首から掛ける紐を結び付けたら箱メガネの完成です!

みんな水着に着替えて、昨日と同じ川遊びの場所へ出発!

2日目の午後ともなれば、ビーバーのみんなももう場所に慣れてきています。
仲間どうし、ワイワイとおしゃべりをしながら、川遊びの場所へ到着。

早速、自分たちで作った箱メガネを携えて、川へドボン…  ん?  やっぱり最初は水が冷たく感じるのかな?

いえいえ、雨が振らなかった分、前日よりも確実に水は冷たくなっているようです。

でも、少し経てば徐々に慣れていき、各自が思い思いに箱メガネで水中を観察しました。

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でも、その時間はほんの僅か。
途中からボーイ隊の副長が大きな水鉄砲を持って乱入。
ローバー隊のお姉さんや元気な団委員さんたちまで加わって、盛大な水遊びとなりました!!

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勿論、ビーバーのお父さん、お母さんたちも童心に返ったのか何かが吹っ切れたのか…全員で川遊びを満喫。 本当にコレでもかと言うほどに楽しんだ次第でゴザイマシタ…。

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夏季キャンプ報告 ビーバー隊・2日目(前半) [夏キャンプ特集]

2日目の朝、爽やかな青空が広がりました。

グッスリ寝たビーバーたちは、朝から元気です。
まずは身支度を整えて、それでは、みんなで朝ごはんを食べ… その前に、作らなくちゃね。

ひとり2枚ずつ食パンを受け取り、レタスやチーズを挟んでいきます。

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サンドイッチ?

いえいえ。具材を挟んだパンを半分に切って、牛乳パックに入れて…

昨年もキャンプに参加したビーバーたちは気付いています。

パンを入れた牛乳パックを持って行って、燃やしてもらうよー。

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ビーバーたちに好評の「カンガルートースト」。今年は隊長と副長で手分けをして、2箇所で燃やし時間を短縮。
熱々のトーストをいただけました。

今日も色んなことをするから、たっぷり食べてエネルギーを充填します。

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その後、少し落ち着いて副長のお話を聞きます。

むか~しむかしのお話しです。あるお坊さんが教えてくれました。
楽しいこと、嬉しいことは他の人に分けてあげても決して減るものではないんだよ。
みんなで分ける事によって、楽しい輪が広がって、自分ももっと楽しいと思えるようになるんだよ。
キャンプ2日目。お坊さんのお話しの通り、みんなで一緒に楽しむことができると、きっと今まで以上の楽しい一日になることでしょうね。

カブ隊と一緒に朝のセレモニーを行い、51団の夏季キャンプ2日目が本格的にスタートです。

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夏季キャンプ報告 ビーバー隊・1日目 [夏キャンプ特集]

今年も名古屋51団の団キャンプが2泊3日で行われ、勿論、ビーバー隊も参加しました。

蒸し暑く、何だかはっきりしない天気の8月21日。出発場所へ集合した51団のスカウトたち。
ビーバー隊からは4名のスカウトが参加。みんな大きな荷物とイッパイのワクワクを抱えてきました。


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セレモニーを行った後、各隊に分かれていよいよ出発。
ビーバー隊は「むか〜し むかし、あるところに…」というタイトルでキャンプに参加します。リーダーや団委員さんの車に分乗して、むかしむかしの世界へ大移動!?


ところが、途中の高速道路では、ポツポツ…ザーッと雨が降り、ウ~ン・・・・何だか心配です。


途中でお昼ごはんをはさみ、到着したのは長野県の豊丘村にある「野田平キャンプ場」。
小学校の分校だった校舎がビーバーたちの宿舎になります。何だかむかしむかしの雰囲気が漂う建物です。

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どうやら雨の心配も、もう無さそう。開村のセレモニーを終えたら、さぁ! キャンプ生活の開始です!!

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普段の隊集会と違い、まずはビーバー隊の活動拠点を作らなきゃ。

たくさんの荷物を運んで、基地になるテントを建てて、机や椅子をセッティングします。
みんなで協力しあって、思ったよりも早く「ビーバー基地」が完成!

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ふう〜。 名古屋より少し涼しいとは言っても、暑いのに変わりはありません。

ここで、隊長が「目を閉じて、周りの音を聞いてみよう」と声をかけました。
静かに目を閉じたビーバーたち。

さて、どんな音が聞こえたでしょうか?

「セミの声!」
「カブ隊の声!」
「川の音!」


このキャンプ場にはキレイな川がすぐ横を流れていて、所々で水遊びができます。そうなれば、当然ビーバーたちも川で遊びたいよね。

水着に着替え(こういう時は早い早い!)、キャンプ中の約束をしたら、全員で川遊びへGo!

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狩人になれ!(ビーバー隊 夏季キャンプ3日目) [夏キャンプ特集]

すっかり間が開いてしまいました・・・・。

お待たせしました! ビーバー隊、夏季キャンプ最終日の報告です。

8月24日、前日とは違い安定した天気だったためか、みんなグッスリ寝られた様子。
昨日の夕方に仕掛けたトラップをみんなで見に行ってみたら…、残念ながら成果なし。夜の間に少し雨が降ったみたいで、エサもなんだかくたびれてしまった様子でした。

気を取り直すため、朝食のハンバーガーをがっつり食べて、エネルギー充填完了!

活動に入る前に、昨日と同じくスカウツオウンで自分の気持ちと向き合いましょう。
今回は副長が、ボーイスカウトを始めたベーデン・パウエルさんの言葉から「困った時、腹の立つときでも、ちょっとだけ口の両端を上げて微笑んでごらん」というお話をしてもらいました。思うように上手くいかない時や、友達とけんかをしてしまった時に、ちょっとだけ口の両端を上げて微笑んでごらん。そうすれば、何事も上手くいくようになるという事に気づいてくれればと願います。

そして、朝礼では各隊がこのキャンプで頑張ったスカウトを表彰しました。

ビーバー隊からは??

今回最も「かりゅうど」になって楽しんだスカウトでした~!

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初日に作ったパチンコを少しずつ調整し、自分のテクニックも磨いて、その命中精度はかなりのモノ。
二日目の冒険でも、鐘を鳴らすため最初にパチンコを打ったのが彼だったのです。

勿論、他のスカウトたちも色々頑張ったし楽しんでいたのですが、その中でもキラリと光る(狩人らしい)鋭さ!があったんです~。

サイトに戻ったら、いよいよ最後のプログラムに取り掛かります。
スカウトたちに「今日の午前中の活動は?」と聞いてみると、 「またモミの木の下に宝の箱があるかな?」「行ってみようか」・・・・・ キャンプ3日目にもなると、スカウトたちからは自然とこのような言葉がでてくるようになりました。

よし!行ってみよう!

スカウトたちの期待通り、モミの木の下に宝の箱がありました。
中のカードには、「もうすぐ、みんなともオワカレだな。この森におちている、イロイロなモノをつかって、オミヤゲをつくってみたらどうだろう。」とメッセージが書かれていました。

さて、どんなオミヤゲを作ろうか。この森におちているモノでつくってみたら、とのことだし。

そうだ!オミヤゲ屋さんで売っているような、キーホルダーとかストラップはどうかな?
今回のキャンプでは狩人になって、パチンコを作っていろいろな狩りや冒険をしてきたから、そのパチンコを型取ったストラップを作ってみよう!

材料集めは、1日目のパチンコ作りと同じようにYの字になった木を探すところから。
でも今回はストラップにするから、小さめのモノを見つけ出さなければなりません。どれくらいの大きさがよいかは、見本のミニパチンコと見比べながら。
1日目と同じ要領なのでビーバーたちも心得たもの。ちょうど良さそうな太さ・長さで、尚且つ表面の具合がお気に入りの「Y字の枝」を全員採取することができました。

サイトに戻ってみると、活動基地だったビーバー隊のテントは、撤収作業に入っていました。
ストラップ作りのため、少し離れた木陰に机と椅子をセットして、工作開始!

まず、拾ってきた木を適当な大きさに切ります。見本を参考にしながら、それぞれどこで切ってもらうか自分で目印を入れて、それを副長がのこぎりでギコギコ…。

次はゴムの部分。今回は飾りなので、ゴムの替わりにタコ糸を使用。
枝の両端に結ぶ作業は少し難しかったので、お父さんやお母さんにも手伝っていただきました。

最後にパチンコの持ち手部分へヒートンを通して、好みの色のストラップ金具を付けたら、かわいいパチンコの姿になりました。
飾りの鈴も各自好きな色を選んで付け、最後に玉をかけるホールド部分を接着剤で固定。

接着剤が乾燥したら、出来上がりで~す!!

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さあ、残すは後片付けです。

自分の荷物をまとめなおして、自分たちが使わせてもらった部屋を掃除して…、いつもの合言葉「来た時よりも美しく。残すは感謝のみ」です。

団が用意してくれたお弁当をいただいて、一息ついたらキャンプ終了のセレモニー。
団の全員でキャンプ場に感謝を捧げ、大きなトラブルもなく51団の夏季キャンプは閉村となりました。

これで全部終了? いやいや、ビーバー隊の活動はまだあるよ!


最後の最後、このキャンプで経験した色んなことを思い出して、一番よく覚えている場面を絵に描いてみよう。

再び木陰に集まって、一人ひとりジックリとキャンプを振り返りました。そして、真っ白な紙に向かって真剣なひと時。

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電車で帰路に着くボーイ隊を送り出し、大勢でマイクロバスに乗り込んだカブ隊を送り出し、各隊の荷物を満載したトラックの準備が出来た頃、ビーバーたちの絵が描きあがりました。一部、もう少し手を加えたいスカウトは家で仕上げてもらうことにして、ビーバー隊も車に分乗&キャンプ場を出発。

大きなモミの木、イッパイ遊んでくれてありがとう!また来るね~!!

ビューンと走って、アッという間に有松へ到着。車の中でグッスリ寝たスカウト、あまり寝られなかったスカウトとそれぞれいた様子です。大人の方がグッタリ疲れたかも知れませんね・・・。

最後にビーバーだけで集まって、大きな輪をして解散・・・・ おっと、今日の分の木の葉章とキャンプ中にゲットした小枝章も忘れずに授与されました。キャンプ中は色んなことをたくさんしたから、木の葉章もたくさん獲得できたね。

2泊3日、天候も様々あって思うようにできないことも多々ありましたが、ケガや病気もなく参加者全員が笑顔で帰ってくることが出来ました。これもご同行いただいた保護者の皆さんの協力があってこそ。
色々とお手伝いをしていただきまして本当にありがとうございました。心から感謝しています。

そして、来年の夏季キャンプはもっと・モ~ット楽しいモノにしたいなァ!と早くも意気込むリーダー陣でした。

はてさて、ビーバーたちは来年、どんな冒険をするのでしょうか??

お楽しみに~~~!!
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狩人になれ!(ビーバー隊 夏季キャンプ2日目 その2) [夏キャンプ特集]

午前中の冒険を終え、おいしいお昼ご飯も食べたビーバーたち。
次の活動は?
「もみの木に聞きに行こう」とスカウト自ら出てくるようになりました。

よし!と見に行くと、有りましたよ~ 宝の箱が。

今回書かれているメッセージは「この森には、大きな池がある。フネをつくって、その池であそんでみたらどうだ?」

さて、フネ… 船はどのようにして作ろうか?

「コレなら使えるかな?」

用意されたのは、四角い大きなタライ2個と長~い竹の棒が数本です。
まずはタライを前後に並べて、その両側に竹の棒を沿えて固定してみながら、フネ作りが始まりました。
タライの周囲には、ちょうど良い具合に穴が開いていたため、その穴を使って竹を固定できそうです。要所の固定には結束バンドを使用。午前中の活動でも使っていたので、スカウトたちも慣れたもの。全員で分担してタライと竹を固定していきます。
結束バンドの余分な部分はハサミでチョキン。
「ボクがやりたい」「ボクも!」と取り合いになりかけるほどの人気。でもそこはスカウト。自分たちで切り落とす箇所を数え、均等に分け合ってして順番にチョキンチョキンと作業をして行きました。

最後の補強は大きなネジを使って枠を完全固定。ココはリーダーの仕事です。

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こうしてタライのフネが完成~!! 思ったよりも大きくて、しかも短い時間で出来上がっちゃいました。でもコレで本当に浮かぶのでしょうか??

ビーバーたちはライフジャケットを着用して、安全への備えも万全。

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みんなでフネを大きな池へ運んで、ひとまずは無事に進水~。

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どうやら浮かぶのは問題なさそうです。
フネの両舷をリーダーがしっかり支えて、ビーバーたち(最初は怖々でした)が乗り込みました。
両舷の補助の手をそ~っと離すと…、フネはチャプチャプと左右に揺れましたが、サイドの竹が絶妙にバランスを取っているようで、ビーバー4人が乗っても沈まずにちゃんと浮かんでくれています。スゴーーーイ!

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最初はおっかなビックリだったビーバーたちも、次第に自分たちでフネを揺らして大はしゃぎ。そしてお約束の水の掛け合い~。

それでは、と今度は隊長が乗船。

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スカウトたちは池に入ってフネを先導するのですが、やっぱりこの後も水の掛け合いが始まり、最後はスカウトもリーダー、一緒にいたお父さんたちも頭からびしょ濡れになりました~。

もっとフネで遊びたいけど、少し雲行きが怪しくなってきました。

この大きな池の隣には小さな池があるので、チョイとそこへ行ってみることに・・・。
何と!たくさんのニジマスが泳いでいるではありませんか!

コレは晩ゴハンの絶好のおかずになりそうです。今回のキャンプで狩人になっているビーバーたちは、一斉に池の中へドボン! ニジマス目がけて突撃~。

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初めて触れるニジマスの「ヌルッ」とする感触に戸惑いつつも、四方八方に散らばる群れを追いかけます。
ですが!ニジマスもそうそう簡単におかずにはされたくありません。素早い動きで逃げ回り、チョコット手には触れるもののスルリと逃げていきます。

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手の小さなビーバーたちは思ったように掴めず右往左往…。 と言うことで、リーダーやお父さんたちも参戦。

更にしかし!!小さな池とは言ってもニジマスたちが逃げ回るには十分な広さがあり、大人が加わってもほとんど捕まえることができず。
周りで見ているお母さんたちから、「ソッチに行ったよ!」「アッチへ逃げたよ!」「ソコにいるよ!」など声援(指示?)を送ってもらいながら、30分ほどたってようやく7匹がつかまりました。でもまだまだその倍くらいいる!

遠くの空から昨日のように「ゴロゴロ・・・」の音も聞こえてきたため、少し急いだほうがよさそうです。
こうなれば作戦変更!スカウトたちにタモを使って捕まえてもらうことにしました。

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さすがにコレは効果絶大! ニジマスたちも次々と捕まえられ、池にいた全部(20匹)を確保できたのでした。

バンガローへ戻って着替えるついでにお風呂タイム。サッパリしたところで空からはポツリポツリと雨が降ってきました。
前日のような雷雨ではないのですが、気持ちよく遊べる天気ではありませんし、やっぱりゴロゴロと聞こえています。午前中から動き続けていたビーバーたちは、ココで休憩タイム…。 お昼寝してくれるかなぁと思ったら、バンガローの中ではヤッパリ元気に遊んでいたようです。

この間に、お母さんたちが作ってくれたおやつをいただき、しばらくしたら雨も弱くなってきたようです。

すると隊長から「みんな、忘れていないかな? 昨日作ったけど雷&豪雨でそのままになっていたモノ」と声がかかりました。
そうそう。昆虫捕りのトラップ!
夕方の少し遅い時間になっちゃったけど、全員カッパを着てトラップを仕掛けに出発だ~。
こんな時間にみんなでイロイロできるのも、夏のキャンプだからこそ。手に手に蜜の滴るトラップを持って、昆虫がいそうな森の中へGo!

この木はどうだ? あの木がいいんじゃないか?などなど意見を言い合いながら、昨日今日と歩き回ったキャンプ場の中を散策します。

色々迷いながらも、ようやくトラップを仕掛ける木が決まり、みんな仲良く同じ枝に取り付けました。
チョット天気が心配だけど、どんな昆虫が来てくれるか楽しみにしつつビーバー基地に戻ります。

今日の晩ご飯は… みんなが捕まえたニジマス!そして唐揚げ!そしてそして五目御飯!!
丸ごとの魚は苦手かな?と思いきや、みんなおしゃべりをすることもなくムシャムシャモリモリ。
たくさん動き回ったからお腹が空いていたんだよねぇ~。

どれもこれもキレイに完食して「ゴチソウサマデシタ」。

そしてチョット早い時間に本日の木の葉章を。
この日はキャンプ参加記念として、51団特製!ゴールド木の葉章がみんなに授与されました!
明日もガンバってね~!!

さて、日が暮れてきた頃、夜のプログラムの準備が始まりました。
今夜はキャンプの締めくくりに欠かせない、キャンプファイアがあります。
ただ、夕方に降った雨の影響で地面がひどく濡れているため、外では行わないことに。

え?お部屋の中で火を焚くの?? さすがにそういう訳にはいきませんが、雰囲気は保てるように工夫していきます。
でも、ボーイ隊とベンチャー隊(監修:ローバー隊)が練習してきた「トーチの演技(ファイアートーチとかトーチトワリングと言います)」だけは室内では行えないので、まず広場でこの演技を見せてもらってから会場となるハウスへ入ります。

暗闇の中に音を立てて舞うトーチの炎は、とても幻想的で荘厳なもの。ビーバーたちも大きくなったら、凛とした姿であの演技を見せてくれるかなぁ、見たいなぁ、とリーダーたちは思っていたのでした…。

初日に夕食会をした大きなハウスの中に再び51団の面々が集まり、中央に作られたファイアモニュメントを囲みます。

メラメラと燃えるファイアが再現されたモニュメントの周りで、歌ったり踊ったり寸劇が披露されたり…。

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広場で行うのとは一味違う「キャンプファイア」を堪能したひと時となりました。

こうしてキャンプ2日目のすべてのプログラムが終了。
キャンプファイアの余韻に浸りつつ、静かに「おやすみなさい」をして、ビーバーたちは寝袋に中に入りました。

明日はもう最終日。最後まで盛りだくさんのプログラムが待っています。しっかり休んで、また元気にあいさつしましょう!

最終日の記事へつづく…。
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狩人になれ!(ビーバー隊 夏季キャンプ2日目 その1) [夏キャンプ特集]

夜が明ける少し前、ビーバーたちはまだグッスリと寝入っている頃。バンガローの外はものすごい雨と雷で大荒れでした。

今回泊まったバンガロー(通称:ホワイトハウス)は、屋根の一部がガラスになっていて、星空は良く見えた(今回は曇り空ばかりで未確認)のでしょうが、この日はバタバタと打ち付ける雨ばかり。その勢いに怖さが倍増します。

この雨で、バンガローと炊事場の間にあった小さな水路が轟々と流れる濁流になり、掛かっていた橋も一時は水に浸かったほど。それでも時間とともに雨は弱まり始め、サイトのアチコチにできた「池」も、次第に「水たまり」へ。

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どうやら天気は回復していくようです。

ビーバーたちも、長靴をはいてバンガローから飛び出してきました。

隊長「長靴の中が濡れると気持ち悪いから、水たまりに入らないほうがイイよ」
ビーバーたち「ハーイ!」
…と言いつつ水たまりへバシャバシャ。

今日の朝食は昨年に続いて「カンガルートースト」です。
持ち物にあった牛乳パックを用意し、パンに野菜やチーズを挟みます。
そのパン(サンド)を丁寧にアルミホイルで包んで牛乳パックに入れたら、炊事場へ移動。

竃場で牛乳パックに… 点火!

作り方を知っているビッグビーバーはニヤニヤ。
初めて見たビーバーたちは「エーーーー!」

牛乳パックが燃えることで中のパンが程よく蒸し焼きになり、おいしいホットサンドが出来上がりました。

元気にモリモリと朝食を食べたら、少し静かな時間を過ごしましょう。

ボーイスカウトには「スカウツオウン・サービス」という、スカウトたちによる信仰心の向上を図るプログラムがあります。今回ビーバー隊ではその導入として、リーダーが主宰するかたちで「自分と周りの関わり」と「感謝」についてのお話をしました。
みんな静かに、真剣にお話しを聞いてくれたので、きっと何かを感じ取ってくれたことでしょう。

早朝に出発予定だったボーイ隊・ベンチャー隊が大雨の影響で予定変更となり、朝のセレモニーも団全員が揃って行われました。

さぁお待ちかね、いよいよ2日目の活動開始だよ!

飯地の森の主からの手紙通り、すっかり狩人になったビーバーたち。今日はどんな狩りに出発するのかワクワク感が高まります。でも、お腹が減っては獲物を捕まえるところか捕まってしまいそう・・・。

朝ごはんを食べたばかりだけど、まずは昼ごはんの支度をしてから出発することにしました。

お昼のメニューは「夏に美味しいトマトソースのスパゲッティ」! でも普通のパスタとチョット違うぞ!

ビーバーたちの目の前には、コロコロに切られた太いソーセージと大量の乾燥スパゲッティが。

「じゃぁ、作るよ~」

副長の掛け声とともに、パスタを刺す・・・ソーセージに刺す!?

パスタを20本刺せるかな~がんばれ!ガンバレ!

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美味しいお昼ご飯になるんだよ~。
お父さん・お母さんにも促され、黙々とソーセージにパスタを刺していくビーバーたち。
ハリネズミのようなソーセージや、どう触ったらいいのか・・・と思うような形に仕上がったパスタもあり、個性豊かな顔ぶれが揃いました。

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コレが済んでしまえば、あとは時間を見て茹でるだけ。
どんな状態で出来上がるのか楽しみです。

そうこうしていると、準備をしていた隊長から「よしっ!出発しよう!!」の合図。
ビーバーたちは、昨日作った『パチンコ』と玉をたっぷり入れた袋を肩から下げて…

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まずは? 

そう、「もりのバンニン」であるモミの木に聞いて見なきゃ。

みんなダッシュでモミの木の下へ。すると小さな袋に入った小さな箱が。
中に入っていた手紙には…

『この森をあらそうとする、「ナニカ」が来たようだ。
「ナニカ」は、森のヨウセイのオマモリをうばって、森のオクへかくれた。
このままでは、「ナニカ」がオマモリのチカラをすいとって、森がかれてしまう。
みんな、「ナニカ」からヨウセイのオマモリをとりかえしてきてくれ。』

何と!森の奥に「ナニカ」が来たらしい。狩りに行くつもりが森の妖精のお守りを取り返す、冒険の旅になってしまいました。

確かに中世のヨーロッパでは、怪物に捕らわれたお姫様を有能な狩人が助けに行ったお話がありますから、ビーバー狩人たちも「もりのバンニン」から頼まれたら断るわけには行きません。

では改めて、狩りの道具を携え、みんなの旗を掲げて、森の奥へしゅっぱ~つ!!

少し歩くとスグ森の入り口です。
「ナニカ」の気配はないか、急に森から飛び出してくるかもしれない。周囲を木にしながら、慎重に歩を進めるビーバーたち。
すると、道の片隅にアノ小箱(宝箱)を発見。

『きみたちが森のオクにいくことを、森のナカマへしらせなければならない。
きみたちのハタを、できるだけタカクあげ、森のナカマにもよく見えるようにしてほしい。』
うーん、どうやら目印を立てなければならないようです。
ちょうど傍に竹の棒があったので、コレにビーバー隊がいつも持ち歩いている「みんなの旗」をつなげて、高く上げればいいかな?

でもどうやってつなごう。ビーバーたちはカブやボーイのお兄さんたちみたいなロープワークは出来ません。少しは結べたとしても、ガッチリとは行かず旗が取れてしまいそうですね。
すると副長が「こんな物があるよ」と結束バンドを取り出しました。
なるほど!これならビーバーたちでも棒をつなぐことが出来そうです。

最後に締めるところだけリーダーが手伝って、3段つなぎの長―――い旗竿が完成!
それを隣の木に括り付けて、ビーバー隊のみんなの旗が森の入り口に高々と上がりました。
これだけ高ければ、森のみんなにビーバー隊がきたことを知らせられそうです。

意気揚々と森の奥へ入っていくビーバーたち。

昨日も歩いた場所だけど、なんだか様子が変?どこかが違う?
少し進むと、また小箱(宝箱)を発見!!

『あのカネをならすと、「ナニカ」のゲンキをすこしだけ、ヨワクすることができる。
できるだけ「ナニカ」をよわらせておいたほうが、いいだろう。』

あのカネ、金、鐘?

周りを見回すと、少し離れた大きな木の枝先に、小さな古びた鐘がぶら下がっているではありませんか。何だか森の歴史をズーット見てきたような、歴史の重みを感じる物体です。
「あの鐘」を鳴らすと「ナニカ」のパワーが弱くなるようなので、ビーバーたちも「よし!鳴らすぞ!」とチカラをこめたものの…。

どうやって鳴らす?

道から遠くて手は届かないし、手ごろな棒も見当たらず。
落ちている石を投げるにしても、当たりそうにないしな~。

しばし途方にくれるビーバーたち。

「そうだ!パチンコだ!」
ビーバーの一人が声に出したとたん、全員が袋からパチンコを取り出しました。

昨日の練習を思い出して、狙いを定めて・・・パシッ! パシッ! パシッ!

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アレレ、なかなか当たらないぞ。
このままでは、持ってきた弾が無くなっちゃうから、小石を使ってみよう。
出来るだけ小さくて形が丸っこいモノを、パチンコにかけてパシッ!

飛んでいく様子を見ていると、あと少しのところで鐘をかすめているよう。
少しずつ軌道修正して、よーく、よーーく狙って~~~~ パシッ! カーーン!

当たった――!!

一人が当たると、ほかのみんなも続けて当たり出すから不思議なもの。

勢いよく当たれば良い音が響くし、横に少しだけ当たると優しい音が鳴ります。
鐘が鳴れば、それだけ「ナニカ」のパワーを弱くできるので、ビーバーたちは時間が許す限り鐘を鳴らし続けました。

さぁ、これだけタップリ鐘を鳴らせば、「ナニカ」もだいぶん弱っているんじゃないかな。

再び出発して歩き出すと、またまた小箱が。
『「ナニカ」がいるバショまで、メジルシをおいておいた。
そのメジルシをサガシながら、もう少しだけオクへいってくれ。そこに「ナニカ」がいる。
「ナニカ」はミドリイロの、もしゃもしゃしたヤツだ。』

険しい道のりを進むうえで目印があるのはありがたいことです。
確かに歩いていくと、アチコチに石や木の枝で矢印が作られていました。これなら道に迷うことはありません。

森の中へ入っていくと、現地に住む人たちの村?(いえいえ、ベンチャー隊やボーイ隊のテントサイトです)に着きました。
更に地面に置かれている矢印をたどって奥へ進んで…。

ん?アレは!?
何やら不思議な姿の物体がハンモックで寝ている!

どうやらアレが「ナニカ」のようだ。葉っぱの集まったような怪しいカタマリで、モシャモシャしている…。
我々に気づいているのか、それとも鐘の音ですっかり弱っているのか、ピクリとも動かない。

そしてハンモックの真下には、モミの木の下にあったのと同じ小箱(宝箱)があるではありませんか! あの中に「森の妖精のお守り」が入っているのは間違いなさそうです。

しばし考えたビーバーたち。寝ている「ナニカ」が動き出してもよいよう、パチンコでけん制しながら小箱を取に行くことにしました。

そーっと、静かに、とリーダーの声が聞こえているのか聞こえていないのか、次々とパチンコを打つビーバーたち。
いくつかは「ナニカ」に当たりましたが、相変わらず動く様子はありません。

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コレなら行けるぞ!と、思い切って踏み込んで小箱をゲット。「ナニカ」が動く前にこの場を立ち去るぞ!!のリーダーの声で一目散に山道を走る走る!

チョイと余裕を見せたスカウトもいましたが、ひとまずは誰も逃げ遅れることなく、みんなの旗が立つ森の入り口まで戻ってきました。

さて、「森の妖精のお守り」とはどんな物なのか。

小箱の中には、爪?牙?角? 鋭く尖った物がいくつか入っていました。
お守りということで、紐も通っています。

一緒に入っていた手紙を見ると…
『ヨウセイのオマモリをとりもどしてくれてアリガトウ。
チカラのよわくなった「ナニカ」は、とおくへニゲテしまった。
そのオマモリは、ビーバーみんなにわたすので、また「ナニカ」がきたときは、テツダイにきてくれ。』

何と、取り戻したお守りはそのままビーバーたちの手に渡ることとなりました。
ただし、再び「ナニカ」が来た時にはまた手伝いに行かなければならないようですが…。

こうして「もりのバンニン」から頼まれたミッションは完了。
意気揚々とビーバー基地へ戻りました。

フ~ッと一息。気が付けばお腹がグ~~~~。

お昼のメニューは? そう!みんなが下準備をしたトマトパスタですよ~。

ソーセージを持ち上げると、パスタがニョロリとついてくる。
朝作ったときはハリネズミみたいだったのに、茹で上がった今はタコのようなクラゲのような物体に?!

ちょうど一口サイズで食べやすくて、見ていても楽しい、でもちょっと不思議なメニュー??

お昼ごはんをシッカリ食べ終わった頃も、天気はまだまだ大丈夫な様子。

森の狩人になったビーバー隊、午後はどんな冒険が待っているのか!?


続きは次の記事で~。

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カブ隊の大冒険~夏キャンプ~ IN 飯地高原 エピソード3 [夏キャンプ特集]

カブ隊 夏季キャンプ エピソード3

8月24日(日) 夏季キャンプも最終日の朝を迎えました。
静かな朝です・・・・[眠い(睡眠)]
昨日とは違って、気が付いたら朝・・・鳥のさえずりで目が覚めました[時計]
どんより[曇り]としていますが、この天気が続くことを信じて、
今日は朝から徹営を足早に進めなければなりません。
昨日までの雨[雨]で、色~んなものが、ベッタベタになってしまってますから、乾燥もしないとね。

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朝食は、みんな大好きなジャンボホッドドック[目][exclamation]
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これでパワー[パンチ]つけて今日も1日頑張るぞ[exclamation]

朝食の後は、うさぎ隊員がこの夏休みの旅行記を発表してくれました。
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みんな興味津々[目][耳]
お土産をもらって、写真を見たり、質問したり最終日の朝楽し良いひと時を過ごしました。
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みんなで過ごしたこの夏季キャンプも、きっと夏休みの思い出になるのかな[ぴかぴか(新しい)]    
だって隊長も、カブの頃の思い出の作文、今でも大切に取って有るから・・・・・ね

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朝のセレモニーでは、優秀隊員を発表しました。
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だれ? だれ? 

この夏季キャンプでは、特にしかスカウト[ぴかぴか(新しい)]の頑張りが目立っていました。
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先輩のくま隊員、組長・次長を見習い
徐々では有りますが、うさぎ隊員に指導が出来るようになっていました
今年は上進が4月なので、9月からまだ半年有ります。さらなる成長が楽しみです[るんるん]

さあ、ここからは足早ですよ[ダッシュ(走り出すさま)]
徹営[あせあせ(飛び散る汗)]・・・部屋掃除[あせあせ(飛び散る汗)]・・・・ゴミ拾い[あせあせ(飛び散る汗)]・・・・
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皆で協力して・・・・・
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でもやっぱり皆、最終日はお疲れな様子
部屋の入り口、ペグ、使った道具は、み~んな泥んこ
昼食時間前いっぱいまでかかってしまいました。

でも、閉村セレモニーの時には、すっかり綺麗[ぴかぴか(新しい)]になっていましたよ
みんな良く頑張りました。
点検も、一時はどうなることやら[たらーっ(汗)]・・・・と心配していましたがね


あっという間の三日間、晴天有り、雷有り、川が流れるほどの大雨有り
いろんな天気が駆け巡った三日間でしたが
その分、出来なかったプログラムも有りましたが、思い出になる経験は
沢山出来たと思います。
達成率50%[バッド(下向き矢印)]思い出は200%[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]ですね。

整列も、最初の頃と比べると見違えるほど
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このキャンプの終了を表す、国旗降納
いつもの事ながら込みあげるものが有ります。
今回のキャンプも    ほんと良かった・・・・・すごく楽しかった[るんるん]
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怪我や体調を崩すスカウトも無く、無事終了出来た事
本当に、このキャンプに携わってくれた全ての人に感謝の思いでいっぱいです。
特に、お子様の一生懸命頑張る姿を、チラチラっと見ながら
食事の準備や、団のお手伝いをしてくれたご父兄や団委員さんのご協力のおかげです。

これからも、このスカウト活動、皆さんで一緒に楽しみましょう!!
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そんな、わが隊を象徴するアットホームな一コマ[ぴかぴか(新しい)]


最後は、みんなで思い出のお土産を自分で作って
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飯地高原をあとにしました。
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素敵な夏[晴れ]の思い出[ぴかぴか(新しい)]
カブ隊の大冒険でした。

ご清聴ありがとうございました。
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