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しずかに考えよう [ビーバー隊]

12日の日曜日、ビーバー隊は隊集会でお出かけをしました。

梅雨の曇り空でしたが雨は午後の予想。心がけの良い隊員たちとリーダーのパワーが良く効いたのでしょう[晴れ]

有松駅前のデッキに集合してセレモニーを済ませたら、そのまま名鉄電車でGo!
電車利用は3月のビーバー・カブラリーでも経験していたるでとてもスムーズでした。

隊員たちは電車に乗って意気揚々と・・・  でも  アッと言う間に鳴海駅に到着。もう降りなければなりません。
鳴海駅から目指す場所までは歩いて移動します。これも今まで何度もやってきたことです。
2列に並んで他の人の邪魔をしないように、でも仲間同士仲良く楽しく進みます。

旧東海道を渡った先の「高札場(復元)」で小休止。
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説明を始めると長〜くなってしまうので触れませんでしたが、機会があれば是非知っていて欲しい場所でもあります。

そして到着したのが白龍山 長翁寺という曹洞宗のお寺。今回はこちらの和尚さんにご協力いただき、ビーバースカウト向けの座禅を教えてもらうことになっていたのです。
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到着の直前に少しだけ確認&練習したので、最初のご挨拶もバッチリ!
優しくも厳しい和尚さんの声に隊員たちは戸惑う暇もなく本堂へ通されました。

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まずお寺の歴史などを聞いた後、般若心経が各自に渡されました。みんなで唱えるのです。
フリガナがふってあるとはいえ、隊員たちには馴染みの薄い言葉(世界)です。
それでも本堂の厳かな雰囲気と木魚の音に包まれ、和尚さんの読経に一生懸命ついていこうとしていました。
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そして座禅に入ります。

今回、この隊集会を行うにあたり私(隊長)から隊員たちには「座禅」が何であるか説明をしませんでした。言葉で「座禅をするよ」と少し話した程度です。予めどんなものなのか話をされたご家庭もあるようですし、お家で練習をしてきたという隊員もいました。

和尚さんに言われるまま足を組み、数分間の「練習」から徐々に時間を延ばしていき、最後は(休憩をはさみつつ)30分近くの座禅を行いました。

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先にも書きましたが私から座禅の説明はしていません。私が知る範囲の知識で話をしても意味がないので詳しくは和尚さんに委ねたつもりだったのです。でも、和尚さんからもその意味については特に話されませんでした。(作法の説明の中に少し織り交ぜてくれていました)

隊員たちが理解できるかどうかという話ではなく、『まずはとにかく経験してみましょう』とのお考えだったのかな、と今は思っています。

座禅を組んでいる間、隊員たちは何を感じていたのでしょう。
彼らにしてみれば、いつもと違う隊集会に戸惑いがあったでしょうし、つまらないと感じた隊員がいたかも知れません。
また、色んなことを思い続けていたかもしれませんし、気付かないうちに無念無想の境地へ近づいていたかも知れませんね。

ちなみに今回は隊集会のタイトルを「しずかに考えよう」としました。座禅(坐禅)はすること自体が目的だと聞いたことがあります。なので座禅の中で考えることは求めてはいません。では何を考えるんでしょう?
 ソレを考えてみるのもよし、考えないのもよし、です。
隊集会のタイトルは隊員たちや親御さんに隊集会のイメージを伝えるキーワードであり、リーダーの想いを込めたメッセージでもあります。出来るだけ雰囲気を掴んでもらえるように短い言葉にしていますが、今回はもう少し正確な表現にすれば良かったかも、とも感じています。


座禅の時間が終わったら、お寺へお礼の気持ちを込めて清掃奉仕。
雑巾がけで思い切り身体を動かしました。
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和尚さんからの計らいで茶菓子をいただきながら反省会・・・ のはずがみんな食べることに夢中に。
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こうしてお寺での座禅体験は終了。

再び徒歩と電車で無事に有松へ戻ってきました。


アクティブに遊ぶプログラムはとても大切ですが、時にはこのような体験も必要だと感じました。
細かく理解するのは大きくなってからでよいので、ビーバーはこれからも「まず体験してみる」を大事にしていこうと思います。


写真には写っていませんが、今回は私たちリーダーは勿論、同行していただいたお母さんたちも一緒に座禅を体験しています。お家でも親子でまた試してもらえたらなぁと願っています。


次回は26日、大高緑地で「ハサミを持ったアイツ」をつかまえます。
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