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狩人になれ!(ビーバー隊 夏季キャンプ2日目 その2) [夏キャンプ特集]

午前中の冒険を終え、おいしいお昼ご飯も食べたビーバーたち。
次の活動は?
「もみの木に聞きに行こう」とスカウト自ら出てくるようになりました。

よし!と見に行くと、有りましたよ~ 宝の箱が。

今回書かれているメッセージは「この森には、大きな池がある。フネをつくって、その池であそんでみたらどうだ?」

さて、フネ… 船はどのようにして作ろうか?

「コレなら使えるかな?」

用意されたのは、四角い大きなタライ2個と長~い竹の棒が数本です。
まずはタライを前後に並べて、その両側に竹の棒を沿えて固定してみながら、フネ作りが始まりました。
タライの周囲には、ちょうど良い具合に穴が開いていたため、その穴を使って竹を固定できそうです。要所の固定には結束バンドを使用。午前中の活動でも使っていたので、スカウトたちも慣れたもの。全員で分担してタライと竹を固定していきます。
結束バンドの余分な部分はハサミでチョキン。
「ボクがやりたい」「ボクも!」と取り合いになりかけるほどの人気。でもそこはスカウト。自分たちで切り落とす箇所を数え、均等に分け合ってして順番にチョキンチョキンと作業をして行きました。

最後の補強は大きなネジを使って枠を完全固定。ココはリーダーの仕事です。

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こうしてタライのフネが完成~!! 思ったよりも大きくて、しかも短い時間で出来上がっちゃいました。でもコレで本当に浮かぶのでしょうか??

ビーバーたちはライフジャケットを着用して、安全への備えも万全。

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みんなでフネを大きな池へ運んで、ひとまずは無事に進水~。

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どうやら浮かぶのは問題なさそうです。
フネの両舷をリーダーがしっかり支えて、ビーバーたち(最初は怖々でした)が乗り込みました。
両舷の補助の手をそ~っと離すと…、フネはチャプチャプと左右に揺れましたが、サイドの竹が絶妙にバランスを取っているようで、ビーバー4人が乗っても沈まずにちゃんと浮かんでくれています。スゴーーーイ!

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最初はおっかなビックリだったビーバーたちも、次第に自分たちでフネを揺らして大はしゃぎ。そしてお約束の水の掛け合い~。

それでは、と今度は隊長が乗船。

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スカウトたちは池に入ってフネを先導するのですが、やっぱりこの後も水の掛け合いが始まり、最後はスカウトもリーダー、一緒にいたお父さんたちも頭からびしょ濡れになりました~。

もっとフネで遊びたいけど、少し雲行きが怪しくなってきました。

この大きな池の隣には小さな池があるので、チョイとそこへ行ってみることに・・・。
何と!たくさんのニジマスが泳いでいるではありませんか!

コレは晩ゴハンの絶好のおかずになりそうです。今回のキャンプで狩人になっているビーバーたちは、一斉に池の中へドボン! ニジマス目がけて突撃~。

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初めて触れるニジマスの「ヌルッ」とする感触に戸惑いつつも、四方八方に散らばる群れを追いかけます。
ですが!ニジマスもそうそう簡単におかずにはされたくありません。素早い動きで逃げ回り、チョコット手には触れるもののスルリと逃げていきます。

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手の小さなビーバーたちは思ったように掴めず右往左往…。 と言うことで、リーダーやお父さんたちも参戦。

更にしかし!!小さな池とは言ってもニジマスたちが逃げ回るには十分な広さがあり、大人が加わってもほとんど捕まえることができず。
周りで見ているお母さんたちから、「ソッチに行ったよ!」「アッチへ逃げたよ!」「ソコにいるよ!」など声援(指示?)を送ってもらいながら、30分ほどたってようやく7匹がつかまりました。でもまだまだその倍くらいいる!

遠くの空から昨日のように「ゴロゴロ・・・」の音も聞こえてきたため、少し急いだほうがよさそうです。
こうなれば作戦変更!スカウトたちにタモを使って捕まえてもらうことにしました。

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さすがにコレは効果絶大! ニジマスたちも次々と捕まえられ、池にいた全部(20匹)を確保できたのでした。

バンガローへ戻って着替えるついでにお風呂タイム。サッパリしたところで空からはポツリポツリと雨が降ってきました。
前日のような雷雨ではないのですが、気持ちよく遊べる天気ではありませんし、やっぱりゴロゴロと聞こえています。午前中から動き続けていたビーバーたちは、ココで休憩タイム…。 お昼寝してくれるかなぁと思ったら、バンガローの中ではヤッパリ元気に遊んでいたようです。

この間に、お母さんたちが作ってくれたおやつをいただき、しばらくしたら雨も弱くなってきたようです。

すると隊長から「みんな、忘れていないかな? 昨日作ったけど雷&豪雨でそのままになっていたモノ」と声がかかりました。
そうそう。昆虫捕りのトラップ!
夕方の少し遅い時間になっちゃったけど、全員カッパを着てトラップを仕掛けに出発だ~。
こんな時間にみんなでイロイロできるのも、夏のキャンプだからこそ。手に手に蜜の滴るトラップを持って、昆虫がいそうな森の中へGo!

この木はどうだ? あの木がいいんじゃないか?などなど意見を言い合いながら、昨日今日と歩き回ったキャンプ場の中を散策します。

色々迷いながらも、ようやくトラップを仕掛ける木が決まり、みんな仲良く同じ枝に取り付けました。
チョット天気が心配だけど、どんな昆虫が来てくれるか楽しみにしつつビーバー基地に戻ります。

今日の晩ご飯は… みんなが捕まえたニジマス!そして唐揚げ!そしてそして五目御飯!!
丸ごとの魚は苦手かな?と思いきや、みんなおしゃべりをすることもなくムシャムシャモリモリ。
たくさん動き回ったからお腹が空いていたんだよねぇ~。

どれもこれもキレイに完食して「ゴチソウサマデシタ」。

そしてチョット早い時間に本日の木の葉章を。
この日はキャンプ参加記念として、51団特製!ゴールド木の葉章がみんなに授与されました!
明日もガンバってね~!!

さて、日が暮れてきた頃、夜のプログラムの準備が始まりました。
今夜はキャンプの締めくくりに欠かせない、キャンプファイアがあります。
ただ、夕方に降った雨の影響で地面がひどく濡れているため、外では行わないことに。

え?お部屋の中で火を焚くの?? さすがにそういう訳にはいきませんが、雰囲気は保てるように工夫していきます。
でも、ボーイ隊とベンチャー隊(監修:ローバー隊)が練習してきた「トーチの演技(ファイアートーチとかトーチトワリングと言います)」だけは室内では行えないので、まず広場でこの演技を見せてもらってから会場となるハウスへ入ります。

暗闇の中に音を立てて舞うトーチの炎は、とても幻想的で荘厳なもの。ビーバーたちも大きくなったら、凛とした姿であの演技を見せてくれるかなぁ、見たいなぁ、とリーダーたちは思っていたのでした…。

初日に夕食会をした大きなハウスの中に再び51団の面々が集まり、中央に作られたファイアモニュメントを囲みます。

メラメラと燃えるファイアが再現されたモニュメントの周りで、歌ったり踊ったり寸劇が披露されたり…。

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広場で行うのとは一味違う「キャンプファイア」を堪能したひと時となりました。

こうしてキャンプ2日目のすべてのプログラムが終了。
キャンプファイアの余韻に浸りつつ、静かに「おやすみなさい」をして、ビーバーたちは寝袋に中に入りました。

明日はもう最終日。最後まで盛りだくさんのプログラムが待っています。しっかり休んで、また元気にあいさつしましょう!

最終日の記事へつづく…。
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