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ビーバー隊 夏のキャンプ報告 2日目(その1) [夏キャンプ特集]

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名古屋51団の夏季キャンプ、ビーバー隊2日目の朝です。

朝から元気なビーバーたちは朝食もしっかりいただき、今日の活動に備えます。
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空はスッキリと晴れて強い陽射しが降りそそぎます。
前の記事に書いたTシャツの様子がコチラ。
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カレー粉で染めた鮮やかな黄色がビーバー基地にズラリ!早く乾いて欲しいですねぇ。


朝礼の前にビーバー隊だけでチョットお話。
スカウツ・オウン・サービスという儀礼です。ビーバースカウトの年代はまず自分ありき。それでも少しずつ周りの人との関わりに気付き始める頃ですので、そのきっかけの一つとしてゆっくり考える機会を設けているのです。
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今回は「ありがとう」の気持ちとビーバー隊のきまりについてお話しましたが、みんな静かに聞き、考えてくれました。


そして団全体が集まって朝礼。
夏の前に入隊したスカウトが、今回のキャンプで一段と元気に仲良く楽しんでいたことから、隊長表彰を受章。これからも弾けて行こう!
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さあ、これから夏季キャンプのメインプログラムです。
和良の町には昔々鬼がいたそうです。その伝説を裏付けるように、近くの集落ではウナギを食べない習慣も残っているとか。
そんな鬼がいた森の中で、ビーバー隊はチカラを合わせてゲームにチャレンジ!

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さて、このプログラムはスカウトとリーダーだけで進行します。

この間に、同行してくれたお父さん・お母さんたちには特別プログラムをご用意させていただきました。
それは夕食のパーティーに向けてビーバー隊が作る「でっかい○○」の下準備です。
お母さんたちは○○の種(タネ)の下ごしらえ、お父さんたちは、ソレを焼き上げるためのでっかい段ボールオーブン作りを担当してもらいました。
副長から「段ボールオーブンの大きさはこれくらいで、材料と道具は、これとこれで…」と、ざっくりアバウトに説明。

それでは、あとはお父さん・お母さんたち、よろしくお願いしまーす!






ビーバー基地で説明を聞いたら、まずは最初の指定ポイントへ移動。

昨日、Tシャツを染めた小屋のすぐ横に何やら模様の書かれた大きな紙と巾着が…。
どうやら紙の模様を合わせるようです。
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大きな紙をみんなでアッチコッチ並べてみると、少しずつ形が見えてきました。
なんだかどこかで見たことのある形。これは…猿かな?
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地図を見ながら次のポイントへ向かうと、河原に箱のようなモノが積み上げられています。
しかも上にはさっきと同じような袋。
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ん?どうするんだ??

この箱をどうすればいいのか途方に暮れていると、副長から助け船が。
「最初に積んであったのよりも、高く積み上げてみよう!」

1人1個ずつ箱を持って、下から順番に積んで行きます。

まずは一番安定する形で。むむむ、全然高くないよ。
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次に箱を縦にして、下は二つ並べながら土台にしてみよう。
うーん、ビーバーさんよりも背が低い状態。もっと高くできそうだね。
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じゃぁ、平らな場所で全部縦にして積んで行こう!
最初は大胆に、だんだん慎重に、上に行くほど不安定でユラユラと揺れてきます。
それをこらえて積み上げて… 途中で倒れた時もあったけれど、みんなで声を掛け合ってズレがないか確認しながらやってみたら、何と!リーダーの身長よりも高く積み上げることが出来ました!!
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そこで巾着の中を見てみると、不思議な形をした透明の部品が入っていました。
さっきの絵合わせの時も同じような部品が。コレは一体何でしょう?



次のポイントへ向かう途中でのこと…
散策路の横には不似合いな道具がいくつも散らばっていました。
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気にしながら通り過ぎると、「さっき何があったかな?」と副長から質問。
どうやらアレも鬼が仕掛けた何かだったようです。


それぞれ各自が思い出しながら道具や品を言って行きますが、なかなか全部は出てきません。
そこでもう一度だけ戻ってジックリ確認。どうにか全部をチェックできました。
ボーイスカウトは観察力も大切。これからは小さな変化も見落とさずに歩こうね。


いよいよ最後のポイントに到着しました。その場所はみんなが泊まっているいるバンガローの前のチョットした広場。
ココに何があるのかなぁ、と見てみると…。液体が入った小さなボトルを発見!
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よくよく見ればアッチにもコッチにも。さっき練習した「観察力」を駆使してみんなが一つずつボトルを確保できました。
そして、蓋をあけてみると何やら香りがします。
同じ香りのボトル、違う香りのボトル、色々ありそうです。
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ビーバーたちは自分のボトル、仲間のボトルをとっかえひっかえしながら香りを確認。
「ミントガムの匂いだ!」「ネギみたいな匂いがする!」「お寿司屋さん??」

そうそう。みんなよく知っていても香りだけだと分かりにくいよね。でも全員で確認して相談した結果はバッチリ正解でした。

そして、ココで見つけた大きな種のようなカプセル。振ってみるとゴトゴト音がします。
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ビーバー基地へ戻ってカプセルを開けると、中からはまたもや透明の部品。
前の場所で集めた部品と合体できそうです。
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全部を重ねてみると、おお!角が生えた鬼のドクロが完成!
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他の巾着からは金属のパイプや木の枝を薄く切ったモノもありました。

森に潜んだ鬼からの挑戦を全てクリアして、おまけに工作に使えそうな材料もゲットできました!


その横ではお父さんたちが大型段ボールオーブン作りの真っ最中。
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真剣に、でも和気あいあいとこちらも工作を楽しんでくれていました。
もちろんお母さんたちにお願いした準備も順調そのもの。

ビーバーたちも次の作業へ取り掛かりましょう。


基地に帰ってきたスカウトたちは、様々なアイテムをゲットしています。
その中からまずは、第2ポイントで手に入れた木の箱を使うことにしました。が、箱と言っても蓋も底もありません。

ここはオオサンショウウオが棲むほどきれいな川がある場所です。そこで、この(底の抜けた)箱を使って川の中を見る箱メガネを作ることにしました。
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箱の底の部分にビニールシートを弛みのないよう両面テープとホチキスでピンと張って、更に防水テープでしっかり止めればアットいう間に箱メガネが完成。早く川遊びに行きたいね。
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でも、ちょうどお昼の時間になりました。
しっかり食べて元気な身体を作るのもビーバーさんの大切な仕事です。

今日のお昼ご飯は鬼の森にちなんで「鬼ギリ!」・・・・?
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「お握り」です。自分たちで握って自分たちで食べました。
朝から歩き回ったためかきれいサッパリと完食!  さすが!
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おなかも膨れたところでお待ちかねの川遊びタイム。水着に着替えて川へ向かいます。

その川は、キャンプ場からちょっと離れた秘密の川。車に分乗してレッツゴー!
昨日は川に入れなかったスカウトたちは、いやおうにもテンションは上がります。
フローティングベストを身につけ、安全を確認したら川遊びがスタート!
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川に入った瞬間、ビーバーたちは水の冷たさにビックリ!
リーダーやお父さんお母さんからの攻撃にあいつつ、一生懸命に水をかけ合います。
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いつの間にか大人同士で水をかけ合っている場面も。 と~っても楽しんでますね。
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作ったばかりの箱メガネで川の中も観察。水がきれいなので川底までとってもクリアに見えました。
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楽しそうなスカウト。冷たい水に慣れてきたかなという頃から、またまた雲行きが怪しくなってきました。


どーなるビーバー隊!?



次の記事へ続きます…
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