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ビーバー隊 「天空の城 ミヤダ・伝説の飛行石を見つけよう!」 2日目その1 [夏キャンプ特集]

8月17日、夏季キャンプ ビーバー隊の2日目です。

朝一番、ヒンヤリとした空気に包まれたキャンプ場。6時半には、ビーバーたちが起き出してきました。
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シッカリ寝袋に入り込んでいたスカウト、寝相が悪くて寝袋からはみ出して寝ていたスカウト、みんなチョット寒く感じていたそうです。それもそのはず。標高が高いこのキャンプ場では、真夏でも最低気温が15℃以下になることがあるそうで、事前に説明されていたとしても名古屋の熱帯夜からは想像がつかなかったかも知れません…。



今日の朝ご飯は、スカウト伝統の野外飯「カンガルートースト」!
ハム、チーズ、レタスなどの具材をパンに挟んでアルミホイルで包み、牛乳パックに入れたら丸ごと燃やしてしまいます。

思わず「えぇ~!」と声を上げるビーバーたち。
作り方を聞いていたお母さんたちは興味津々。

何が「カンガルー」なのか諸説ありますし、角切り食パン、ロールパン(コッペパン)、具材など使うアイテムもボーイスカウト、ガールスカウト、団や地域で色々異なるようですが、共通しているのは『牛乳パックに入れて燃やす』コト。
この燃え具合が程良くパンを焦がし、具材を温めてくれるんです。


温かい朝食を美味しくいただいて、エネルギーの充填完了。
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キリリとした姿で朝礼を終えたら、本日のプログラムへ突入! 

でも、その前に…


ビーバーのみんなへ副長からのお手紙が届きました。

今回、このキャンプをとても楽しみにしていた副長が、お家のご都合により参加できなくなっていたんです。
お手紙にスカウツ・オウンを重ね、スカウト一人ひとりが静かに聞いてくれました。
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実は出発前にも副長からお手紙をいただき、スカウト全員が「副長の分身」を受け取っています。みんな副長の分まで存分にキャンプを楽しんで、いろんな経験、体験をお土産にしよう!と心に誓っていたのです。


さぁ!みんなの気持ちが一つになったところで、お待ちかねの「天空の城 ミヤダ」へ!

と、まだまだその前に…

お弁当を作らなければなりません。
昨日作ったデッカイライスケーキのご飯がタップリあったので、コレでオニギリを作ることにしました。

ラップを広げてご飯を入れてもらったら、形よくニギニギ。

ビーバーたちの小さな手だと、可愛らしい小さなまん丸オニギリになります。
何個も何個もニギニギして、作った数は何と100個以上!!
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これだけあればビーバーたちだけではなく、リーダーも、お父さんも、お母さんも、全員が好きなだけ食べられそうです。


持ち物を準備して、いよいよ天空の城への冒険が始まります。
ココからはスカウトとリーダーだけで行動。お父さんとお母さんにはチョット別のお願いをしてあり、その準備を進めてもらいます。

天空の城の地図とビーバー隊の「みんなの旗」を持ったら出発!
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ビーバー基地の横の散策路を進み、初日に「ここから先は行かないように」と言われたルートへ踏み入れます。
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ビーバーたちの背丈ほどある深い草むらの中を進むと、道をふさぐようにアノロボット兵が立ちはだかっているではありませんか。

ダムリーダーの提案により、自分たちで武器を作って敵の攻撃に備えることに。

手元にあった割り箸と輪ゴムを使い、その場で鉄砲作りを開始。
部品を間違えないよう、また歪んでいると暴発の可能性もあるため丁寧な作業が求められます。
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輪ゴムをしっかり引張って、頑丈な鉄砲に仕上げるためみんな真剣です。
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完成したら、敵をけん制するため一斉に発射!

ロボット兵は静かに佇んだままでしたので、今の内にルートを先へと進みましょう。


少し歩いて草むらを抜けると景色が大きく変わりました。
目の前にはなだらかな草原が広がり、周りを見回すと太い幹のカラマツやシラカバの木々が、あちこちにニョキニョキ。
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草原と森の境目を歩いて行くと、今度は行く手を阻む白いモノが!
どうやら巨大なクモが巣を張っているようです。ビーバーたちは、このクモの巣に触れずに通り抜けることができるでしょうか。

試しに1人ずつくぐっていってみると… 肩に気をつけると背中がチョット触ってしまいます。
あまり揺らすとクモが来るかも!?
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上手く通り抜けられないのが悔しくて、みんな2度3度とチャレンジしますが、今度は背中に気をとられて頭が引っ掛かったりしてしまいます。
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どうにかこうにか全員が「最小限の触れ具合」で通か出来たので、これでクリアとしましょう。
巨大なクモが来る前に出発です。


ルートの途中に絶景ポイントがありました。

空高くから麓の町を見下ろし、その向こうに南アルプスの山々を望む雄大な景色です。
ビーバーたちも思わず見入ってしまいました。
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ここまで上り坂が続いて少し疲れていたビーバーたちも、この眺めで元気を取り戻して次なるポイントへと向かいます。

途中ですれ違ったハイキングの人とも大きな声でご挨拶。
「元気な挨拶をありがとう」と声をかけていただき、みんな少し照れていたけど隊長はと~っても嬉しかったですよ。


地図に示されたポイントにつくと、そこには小さな小屋がありました。
横にある大きな木に近づくと、「空中散歩せよ」との指示が書かれています。

「飛ぶの?」とか「くうちゅう?」とかビーバーたちも戸惑い気味。
そこで隊長が「いいモノがあるよ」とリュックから太いロープをとりだし、大きな木のシッカリした枝へ結びつけました。
即席のターザンロープが完成です。
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こんなに眺めのいい場所でのターザン遊び。遠くに目をやれば、まるで空中を飛んでいるような感覚になります。

かわるがわるタップリ遊んだところで、次なるポイントへ。

天空の城にあると言う「飛行石」はまだ見つかりません。
果たしてビーバーたちは飛行石を見つけることが出来るのでしょうか?


続きは次の記事にて…

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