森のレスキュー隊 [ビーバー隊]
夏休み最後の日となった8月31日、ビーバー隊はいつもの大高緑地にて全員出席で隊集会を行いました。
まずは、いつものように始まりのセレモニーからスタートをして…。ん?リーダーが一人多い??
実は大高緑地の森から「困っている」との手紙が『森のレスキュー隊』へ届いたらしく、『森のレスキュー隊長』がビーバースカウトたちに協力要請をしに来たのだそうです。
さてさて、森はどうして困っているのでしょう? そして、ビーバーたちはどのようにして森を助ける事ができるのでしょうか?
はじめに、副長から「森の声」って聞いたことある?と聞かれたビーバーたち。
一様に???な顔。そうだよね、(意識して)森と直接会話をしたことは無いのですから・・・。
副長が読んでくれる、絵本「もりのこえ」をじっと聞き入るビーバーたち。
「森の声をよ~く聞くことじゃ」「森の声はちいさいぞ」と言うことで、森の声はそう簡単に聞けるものではないらしい。でも、しっかりと耳を傾ければ森の声が聞こえそうな気がしてきました。
絵本のお話に続いて、『森のレスキュー隊長』が森から届いた手紙(なんと葉っぱに「タスケテ」と書かれているんです!)を見せてくれ、森がどうして困っているのかをお話してくれました。
それを見たビーバーたちの顔は真剣そのもの。
手紙には、森も生きている事。でも、森にゴミを捨ててしまう人がいて悲しい事。そして、森を助けてほしい。と書かれていいて、一緒に公園の地図も入っていました。
さぁ!どうするビーバーたち!?
いつも隊集会で使わせてもらっている大切な森。ビーバーのみんなは困った時に大きな声で「困った!」って言うことが出来るけど、森は大きな声で伝えられないよね。
レスキュー隊長から「助けに行ってくれるかな?」の声に「うん!いいよ!!」の元気な返事が返ってきました。
レスキュー隊長から、「君たちを『森のレスキュー隊員』に任命します!」とのお言葉をいただき、ビーバーたち一人ひとりに「森のレスキュー隊員バッジ」が渡されました。
スカウトとリーダーみんながレスキュー隊員バッジを付けたら、胸を張って、イザ!任務遂行の旅に出発!
森からの手紙にあった地図を見ながら進んでいくと、レスキュー隊長から「木の音を聞いたことがありますか?」とビーバーたちに質問が。
みんな頭を横に振りつつ、でも興味津々の様子・・・。
レスキュー隊長が取り出したのは、病院の先生が使う「聴診器」。
この聴診器を使って、生きている木の音を聞いてみよう・・・でも、森の声は小さいからね・・・。
順番に聴診器を付け、まずは自分の心臓の音を聞いてみると、「ドクッ・ドクッ・ドクッ・・・」
「生きている」っていう音、聞こえたかな?
じゃぁ次に、木の幹の声を、耳を澄ましてよ~~~く聴いてみよう。
聴診器で聞いた木の音がどんなふうに聞こえたのか、お母さんたちに一生懸命説明するビーバーたち。
お母さんたちには、素直な言葉で表された思い思いの「音」を聞きとってもらい、それを一生懸命メモに書き留めてもらいました。
レスキュー隊長から勧められて、人間が作った街灯の支柱を聴診器で聞いてみると・・・何も音がしないね。
では、切り倒した木の幹は・・・これも何も音がしないね。
生きている木は、地面から伝わる音や、葉に当たる風の音をみんなに伝えてくれました。でも、生きていない街灯や切ってしまった木の幹は音がしなかったね。
小さな木の芽から大きな樹に成長すると、根を地面にいっぱい張ります。そうする事で、生きていることをみんなに教えてくれたんだね・・・と、レスキュー隊長は教えてくれました。
木が生きている音を聞いたビーバーたち。
次は、森にゴミを捨てる人がいて困っているのを助けるため、ゴミ拾いに出動する事にしました。
軍手をはめてゴミ拾いのお約束をシッカリ聞いたら、しゅっぱ~つ!
公園管理の方たちが掃除をしてくださってはいるものの、よ~く見てみると木の根元や、道の端には小さな飴の袋、お菓子やパンの袋等々・・・思っていた以上のゴミが集まりました。
森が悲しんでいた訳ですね。
森からもらった地図を確認しながら更に進んで行くと・・・
アレっ? 藤棚の幹に、木の人形がぶら下がっているぞ?!
地図には手紙とプレゼントの絵が書いてありました。残念ながら手紙は見つけられなかった(行方不明になってしまった)ものの、森からのプレゼントをバッチリ発見して、ようやく出発地点であるビーバーの基地へ戻ってきました。
無事、ゴミ拾いの任務を果たしたビーバーたち。
ホッと一息、手をしっかり洗ったらおやつの時間です。
冷た~いゼリーでクールダウンをしながら、ちょっと休憩。皆で食べると美味しいね~
ごちそうさまの後は、聴診器で木の音を聞いた感想を一人ずつ発表します。
ゴミ拾いの間に忘れてしまったスカウトもいたけれど、お母さんたちが紙に書き留めてくれていたため、ちゃ~んと一人ひとりが感じたままの感想を発表出来ました。
「ゴー」って聞こえたとか、「かみなりみたい」な音だったとか、「ザーッ」と音がしたとか、生きている事で木がイロイロな音を拾っているのを感じてくれていました。
最後に『森のレスキュー隊長』から、森を助けてくれてありがとう、とのお話しをいただきました。
ビーバーたちからも「森が生きている事を教えてもらって、ありがとうございました」のお礼を伝えて、「レスキュー隊員」の任務は無事終了です。
さて、今日の木の葉章は何かな???
すると、出るわ出るわ・・・ 5種類の分野全てについて、ビーバーたちからあれも!これも!と意見がでました。それを聞いているリーダーも「ん~。そうだね・・・」
夏休み最後の大サービス!隊長から5色全て、合計5枚の木の葉章がもらえることとなりました~~~~。
午前中の集会とはいえ、ビーバーたちが本当に様々なことを体験し、色々と感じてくれた証でしょう。
終りのセレモニーでは『森のレスキュー隊長』にも入っていただき、大きな輪をして今日の集会もおしまいです。
今日の集会をキッカケに、これから先もず~っと森や自然を大切にする事を忘れずにいてほしいなぁと思うリーダーでした。
次回、ビーバー隊は9月13日(土)に嬉しい集会を行います。
新しいお友だちを迎えて、さらに元気で「なかよし」なビーバー隊にパワーアップします!
お楽しみに!!
まずは、いつものように始まりのセレモニーからスタートをして…。ん?リーダーが一人多い??
実は大高緑地の森から「困っている」との手紙が『森のレスキュー隊』へ届いたらしく、『森のレスキュー隊長』がビーバースカウトたちに協力要請をしに来たのだそうです。
さてさて、森はどうして困っているのでしょう? そして、ビーバーたちはどのようにして森を助ける事ができるのでしょうか?
はじめに、副長から「森の声」って聞いたことある?と聞かれたビーバーたち。
一様に???な顔。そうだよね、(意識して)森と直接会話をしたことは無いのですから・・・。
副長が読んでくれる、絵本「もりのこえ」をじっと聞き入るビーバーたち。
「森の声をよ~く聞くことじゃ」「森の声はちいさいぞ」と言うことで、森の声はそう簡単に聞けるものではないらしい。でも、しっかりと耳を傾ければ森の声が聞こえそうな気がしてきました。
絵本のお話に続いて、『森のレスキュー隊長』が森から届いた手紙(なんと葉っぱに「タスケテ」と書かれているんです!)を見せてくれ、森がどうして困っているのかをお話してくれました。
それを見たビーバーたちの顔は真剣そのもの。
手紙には、森も生きている事。でも、森にゴミを捨ててしまう人がいて悲しい事。そして、森を助けてほしい。と書かれていいて、一緒に公園の地図も入っていました。
さぁ!どうするビーバーたち!?
いつも隊集会で使わせてもらっている大切な森。ビーバーのみんなは困った時に大きな声で「困った!」って言うことが出来るけど、森は大きな声で伝えられないよね。
レスキュー隊長から「助けに行ってくれるかな?」の声に「うん!いいよ!!」の元気な返事が返ってきました。
レスキュー隊長から、「君たちを『森のレスキュー隊員』に任命します!」とのお言葉をいただき、ビーバーたち一人ひとりに「森のレスキュー隊員バッジ」が渡されました。
スカウトとリーダーみんながレスキュー隊員バッジを付けたら、胸を張って、イザ!任務遂行の旅に出発!
森からの手紙にあった地図を見ながら進んでいくと、レスキュー隊長から「木の音を聞いたことがありますか?」とビーバーたちに質問が。
みんな頭を横に振りつつ、でも興味津々の様子・・・。
レスキュー隊長が取り出したのは、病院の先生が使う「聴診器」。
この聴診器を使って、生きている木の音を聞いてみよう・・・でも、森の声は小さいからね・・・。
順番に聴診器を付け、まずは自分の心臓の音を聞いてみると、「ドクッ・ドクッ・ドクッ・・・」
「生きている」っていう音、聞こえたかな?
じゃぁ次に、木の幹の声を、耳を澄ましてよ~~~く聴いてみよう。
聴診器で聞いた木の音がどんなふうに聞こえたのか、お母さんたちに一生懸命説明するビーバーたち。
お母さんたちには、素直な言葉で表された思い思いの「音」を聞きとってもらい、それを一生懸命メモに書き留めてもらいました。
レスキュー隊長から勧められて、人間が作った街灯の支柱を聴診器で聞いてみると・・・何も音がしないね。
では、切り倒した木の幹は・・・これも何も音がしないね。
生きている木は、地面から伝わる音や、葉に当たる風の音をみんなに伝えてくれました。でも、生きていない街灯や切ってしまった木の幹は音がしなかったね。
小さな木の芽から大きな樹に成長すると、根を地面にいっぱい張ります。そうする事で、生きていることをみんなに教えてくれたんだね・・・と、レスキュー隊長は教えてくれました。
木が生きている音を聞いたビーバーたち。
次は、森にゴミを捨てる人がいて困っているのを助けるため、ゴミ拾いに出動する事にしました。
軍手をはめてゴミ拾いのお約束をシッカリ聞いたら、しゅっぱ~つ!
公園管理の方たちが掃除をしてくださってはいるものの、よ~く見てみると木の根元や、道の端には小さな飴の袋、お菓子やパンの袋等々・・・思っていた以上のゴミが集まりました。
森が悲しんでいた訳ですね。
森からもらった地図を確認しながら更に進んで行くと・・・
アレっ? 藤棚の幹に、木の人形がぶら下がっているぞ?!
地図には手紙とプレゼントの絵が書いてありました。残念ながら手紙は見つけられなかった(行方不明になってしまった)ものの、森からのプレゼントをバッチリ発見して、ようやく出発地点であるビーバーの基地へ戻ってきました。
無事、ゴミ拾いの任務を果たしたビーバーたち。
ホッと一息、手をしっかり洗ったらおやつの時間です。
冷た~いゼリーでクールダウンをしながら、ちょっと休憩。皆で食べると美味しいね~
ごちそうさまの後は、聴診器で木の音を聞いた感想を一人ずつ発表します。
ゴミ拾いの間に忘れてしまったスカウトもいたけれど、お母さんたちが紙に書き留めてくれていたため、ちゃ~んと一人ひとりが感じたままの感想を発表出来ました。
「ゴー」って聞こえたとか、「かみなりみたい」な音だったとか、「ザーッ」と音がしたとか、生きている事で木がイロイロな音を拾っているのを感じてくれていました。
最後に『森のレスキュー隊長』から、森を助けてくれてありがとう、とのお話しをいただきました。
ビーバーたちからも「森が生きている事を教えてもらって、ありがとうございました」のお礼を伝えて、「レスキュー隊員」の任務は無事終了です。
さて、今日の木の葉章は何かな???
すると、出るわ出るわ・・・ 5種類の分野全てについて、ビーバーたちからあれも!これも!と意見がでました。それを聞いているリーダーも「ん~。そうだね・・・」
夏休み最後の大サービス!隊長から5色全て、合計5枚の木の葉章がもらえることとなりました~~~~。
午前中の集会とはいえ、ビーバーたちが本当に様々なことを体験し、色々と感じてくれた証でしょう。
終りのセレモニーでは『森のレスキュー隊長』にも入っていただき、大きな輪をして今日の集会もおしまいです。
今日の集会をキッカケに、これから先もず~っと森や自然を大切にする事を忘れずにいてほしいなぁと思うリーダーでした。
次回、ビーバー隊は9月13日(土)に嬉しい集会を行います。
新しいお友だちを迎えて、さらに元気で「なかよし」なビーバー隊にパワーアップします!
お楽しみに!!
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