ぎんがむらのインディアン! ~ビーバー隊 夏季キャンプ2日目~ [夏キャンプ特集]
キャンプ2日目。この日は晴天に恵まれました。
このキャンプ場は標高約1,000mのところにあるので、真夏でも朝方は冷えるくらいの涼しさになります。お日様に照らされ、今朝は気温もちょうど良く心地良い!
目が覚めてそれぞれのバンガローから出てきたビーバーたちは、青空の下でさっそく朝ごはんの準備から始めます。
朝ごはんは51団ビーバー隊では恒例のカンガルートースト。サンドイッチを牛乳パックに入れて燃やせば、程良く焼けたホットサンドの出来上がり!
これからの冒険に備えてシッカリ腹ごしらえをしたビーバーたちは、制服に着替えて朝のセレモニーへ。その後、基地に戻って今日の活動についてお話を聞きます。
昨日は吹き矢にマイバッグにと、色んな道具を作ったよね。じゃあ今日は、もし本物のインディアンに会った時に仲間だと思ってもらえるように、みんなもインディアンの格好になってみよう!
「本物のインディアンなんていないよ~」なんて言いつつも、工作を始めると夢中になっちゃいます。色紙や葉っぱで冠を作ったり、顔にカラフルなテープを貼りつけたりと、気分はすっかりインディアン♪
じゃあこの格好で冒険にシュッパツだ!
少し歩いていくと…
おや?何やら怪しいテントと人影が…。まさか、本物のインディアン…?!
恐る恐るその人影に近づいてみると…。
出た~!!冠も顔のペイントも服装まで!
ビーバーたちより遥かにゴージャスな本物のインディアンが!!!
「え…?本物?」
「なんかあの人見たことあるような…?」
「僕、知ってる!団委員さんだよ!!」
「ダン・イーン族」のインディアンは、ビーバーに語りかけました。どうやら仲間と喧嘩をしてしまい、1人寂しくここで暮らしているのだとか。そして、仲直りして仲間の元へ帰りたいから手助けしてほしいのだと。
ビーバーたちは、インディアンから狼煙(のろし)について教わります。昔は電話がなかったから、煙を使って遠くの仲間に合図を送っていた事。煙を2回上げると「仲良くしよう」の合図になるという事。
狼煙を上げるために、燃やす木の枝を集めて欲しいとお願いされたビーバーたち。言われた通り木の枝を集め、そこに向かってインディアンが石を擦ると、まるで魔法のように火がつき、たちまち煙が上がり始めました。
「え~?どうやったの???」
「ワァァ、すご~い!」
いつの間にか尊敬の眼差しでインディアンを見つめるビーバーたち。そしてお父さんたちにも手伝ってもらい、シートで煙を溜めてから1回、2回と「仲良くしよう」を意味する狼煙を上げました。
仲間にメッセージは届いたかな?
手助けしてくれたお礼におやつを用意してくれるとの事で、準備が出来るまでの間に狩りの練習に向かうビーバーたち。昨日の練習の甲斐もあって、その上達ぶりはナカナカのものです。
インディアンのもとに帰ると、炭を起こしてマシュマロを用意して待ってくれていました。
ほんのり焦げ目がついたマシュマロはとろ~り甘くて絶品♪
インディアンとの楽しいひと時を過ごしたビーバーたちは、お別れの際にお土産をもらって基地へと戻ったのでした。
さて、基地に戻ってお土産の中身を確認してみると、小さく切った木の枝とネジ。ムムム…?これは何をするものだろう?
そこで隊長がバードコールというものを教えてくれました。木に穴を開け、その穴の中でネジを回すと、鳥の鳴き声に似た音が出るのだとか。
さっそくバードコール作りに挑戦してみるものの、ネジを回せど回せど音は鳴ってくれません…。そこで隊長が取り出したのは魔法の粉。その粉を木の穴に入れてからしばらく回していると…。
(キュルルル…)
鳴りました!
確かに鳥の鳴き声みたいな音が聞こえてきます。何度もネジを回して慣らしていくと音が出やすくなるようで、その変化が楽しい様子。紐を付けて首から下げ、また一つお気に入りのインディアン装備をゲット!
その後はプログラムの合間にお母さんたちが用意してくれたキーマカレーで腹ごしらえ。しっかり食べて川遊びに行くぞー!…と、予定していたのですが、昨日の雨で川が増水しておりあえなく断念。でも天気が良く、虫たちも元気に飛び回っていたので、みんなで虫取りをする事に決定!
大自然の中、虫取り網を持って走り回るビーバーたち。バッタ、セミ、トンボなどなど、たくさんの虫たちとの触れ合いの時間を楽しみました。最後は元居た場所へ虫たちを帰してあげてから、ビーバーたちも基地へと帰ったのでした。
たくさん遊んで疲れてきたところで休憩タイム。ここから夕方までは、隊としての活動ではなく、お父さんお母さんと近くにある温泉でこれまでの疲れを取ってもらおうという親子の時間です。
ゆっくり休んで来るんだよ~と、隊長たちとはしばしのお別れ。きっと、みんなと入る大きなお風呂は、楽しくてはしゃいじゃうんだろうけど…、ね♪
夕方になり、サッパリした表情でキャンプ場へ戻ってきたビーバーたち。夕食までの時間で、今夜行われるキャンプファイヤーの出し物の練習をします。
今年のビーバー隊の出し物は「猛獣狩りに行こうよ」です。別サイトにいるお兄さんお姉さんスカウトにネタバレしちゃうんじゃないかというくらい、練習から大きな声が出ていました!この調子ならきっと本番もバッチリだね♪
夕食は団委員さんが用意してくれた焼きそばです。
みんな揃って「いただきま~す!」愛情タップリの焼きそばはアットいう間に完食!みんなで食べるご飯には特別な味付けも加わるようですね。
日もトップリ暮れ、空には星が見え始めました。
いよいよ、キャンプファイヤーが始まります。ビーバーもシッカリとチーフを海賊巻きにしたら準備万端!
満天の星空のもと、各隊の出し物を楽しみつつ、ビーバー隊も元気な「猛獣狩りに行こうよ」で盛り上がったキャンプファイヤーとなりました。
基地に戻ったビーバーたち。木の葉章を決めているうちから、既に眠たそうなスカウトも…?今日も本当にたくさんの活動をみんな頑張ったもんね。
夢の中でも、きっとインディアンとの楽しいひと時を思い出しているのでしょう。それとも、無事に仲間の元へ帰れたかを心配してくれているのかな?
ぐっすりおやすみ。ビーバーさん。
(3日目につづく)
このキャンプ場は標高約1,000mのところにあるので、真夏でも朝方は冷えるくらいの涼しさになります。お日様に照らされ、今朝は気温もちょうど良く心地良い!
目が覚めてそれぞれのバンガローから出てきたビーバーたちは、青空の下でさっそく朝ごはんの準備から始めます。
朝ごはんは51団ビーバー隊では恒例のカンガルートースト。サンドイッチを牛乳パックに入れて燃やせば、程良く焼けたホットサンドの出来上がり!
これからの冒険に備えてシッカリ腹ごしらえをしたビーバーたちは、制服に着替えて朝のセレモニーへ。その後、基地に戻って今日の活動についてお話を聞きます。
昨日は吹き矢にマイバッグにと、色んな道具を作ったよね。じゃあ今日は、もし本物のインディアンに会った時に仲間だと思ってもらえるように、みんなもインディアンの格好になってみよう!
「本物のインディアンなんていないよ~」なんて言いつつも、工作を始めると夢中になっちゃいます。色紙や葉っぱで冠を作ったり、顔にカラフルなテープを貼りつけたりと、気分はすっかりインディアン♪
じゃあこの格好で冒険にシュッパツだ!
少し歩いていくと…
おや?何やら怪しいテントと人影が…。まさか、本物のインディアン…?!
恐る恐るその人影に近づいてみると…。
出た~!!冠も顔のペイントも服装まで!
ビーバーたちより遥かにゴージャスな本物のインディアンが!!!
「え…?本物?」
「なんかあの人見たことあるような…?」
「僕、知ってる!団委員さんだよ!!」
「ダン・イーン族」のインディアンは、ビーバーに語りかけました。どうやら仲間と喧嘩をしてしまい、1人寂しくここで暮らしているのだとか。そして、仲直りして仲間の元へ帰りたいから手助けしてほしいのだと。
ビーバーたちは、インディアンから狼煙(のろし)について教わります。昔は電話がなかったから、煙を使って遠くの仲間に合図を送っていた事。煙を2回上げると「仲良くしよう」の合図になるという事。
狼煙を上げるために、燃やす木の枝を集めて欲しいとお願いされたビーバーたち。言われた通り木の枝を集め、そこに向かってインディアンが石を擦ると、まるで魔法のように火がつき、たちまち煙が上がり始めました。
「え~?どうやったの???」
「ワァァ、すご~い!」
いつの間にか尊敬の眼差しでインディアンを見つめるビーバーたち。そしてお父さんたちにも手伝ってもらい、シートで煙を溜めてから1回、2回と「仲良くしよう」を意味する狼煙を上げました。
仲間にメッセージは届いたかな?
手助けしてくれたお礼におやつを用意してくれるとの事で、準備が出来るまでの間に狩りの練習に向かうビーバーたち。昨日の練習の甲斐もあって、その上達ぶりはナカナカのものです。
インディアンのもとに帰ると、炭を起こしてマシュマロを用意して待ってくれていました。
ほんのり焦げ目がついたマシュマロはとろ~り甘くて絶品♪
インディアンとの楽しいひと時を過ごしたビーバーたちは、お別れの際にお土産をもらって基地へと戻ったのでした。
さて、基地に戻ってお土産の中身を確認してみると、小さく切った木の枝とネジ。ムムム…?これは何をするものだろう?
そこで隊長がバードコールというものを教えてくれました。木に穴を開け、その穴の中でネジを回すと、鳥の鳴き声に似た音が出るのだとか。
さっそくバードコール作りに挑戦してみるものの、ネジを回せど回せど音は鳴ってくれません…。そこで隊長が取り出したのは魔法の粉。その粉を木の穴に入れてからしばらく回していると…。
(キュルルル…)
鳴りました!
確かに鳥の鳴き声みたいな音が聞こえてきます。何度もネジを回して慣らしていくと音が出やすくなるようで、その変化が楽しい様子。紐を付けて首から下げ、また一つお気に入りのインディアン装備をゲット!
その後はプログラムの合間にお母さんたちが用意してくれたキーマカレーで腹ごしらえ。しっかり食べて川遊びに行くぞー!…と、予定していたのですが、昨日の雨で川が増水しておりあえなく断念。でも天気が良く、虫たちも元気に飛び回っていたので、みんなで虫取りをする事に決定!
大自然の中、虫取り網を持って走り回るビーバーたち。バッタ、セミ、トンボなどなど、たくさんの虫たちとの触れ合いの時間を楽しみました。最後は元居た場所へ虫たちを帰してあげてから、ビーバーたちも基地へと帰ったのでした。
たくさん遊んで疲れてきたところで休憩タイム。ここから夕方までは、隊としての活動ではなく、お父さんお母さんと近くにある温泉でこれまでの疲れを取ってもらおうという親子の時間です。
ゆっくり休んで来るんだよ~と、隊長たちとはしばしのお別れ。きっと、みんなと入る大きなお風呂は、楽しくてはしゃいじゃうんだろうけど…、ね♪
夕方になり、サッパリした表情でキャンプ場へ戻ってきたビーバーたち。夕食までの時間で、今夜行われるキャンプファイヤーの出し物の練習をします。
今年のビーバー隊の出し物は「猛獣狩りに行こうよ」です。別サイトにいるお兄さんお姉さんスカウトにネタバレしちゃうんじゃないかというくらい、練習から大きな声が出ていました!この調子ならきっと本番もバッチリだね♪
夕食は団委員さんが用意してくれた焼きそばです。
みんな揃って「いただきま~す!」愛情タップリの焼きそばはアットいう間に完食!みんなで食べるご飯には特別な味付けも加わるようですね。
日もトップリ暮れ、空には星が見え始めました。
いよいよ、キャンプファイヤーが始まります。ビーバーもシッカリとチーフを海賊巻きにしたら準備万端!
満天の星空のもと、各隊の出し物を楽しみつつ、ビーバー隊も元気な「猛獣狩りに行こうよ」で盛り上がったキャンプファイヤーとなりました。
基地に戻ったビーバーたち。木の葉章を決めているうちから、既に眠たそうなスカウトも…?今日も本当にたくさんの活動をみんな頑張ったもんね。
夢の中でも、きっとインディアンとの楽しいひと時を思い出しているのでしょう。それとも、無事に仲間の元へ帰れたかを心配してくれているのかな?
ぐっすりおやすみ。ビーバーさん。
(3日目につづく)
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